2006/01/12

Qタロウが日本語を理解するまで25(カスタムROM編 その4)

さて、

手順9.viewimgfs.exeの実行(ROMイメージのDUMP)

の続きである。


前回はdumpフォルダーを作った。

ここで、dumpフォルダーから取り出すHVファイルがない!というトラブルが起こった。

が、なんのことはない。WindowsPCの単純な操作ミスである。

もう一度書いておくと、まずWindowsの設定準備が必要である。

Windows2000やXPを使っている方の中にはまず、コマンドプロンプトでエラーが出るケースがある。

これは「msvcr71.dll」というファイルが入っていないためファイルの操作が出来ないというエラー。

実はWin2000でもXPでもサービスパック1のままではこのファイルは入っていない。

かならずサービスパック2にアップすること。

または、ネットで探せば「msvcr71.dll」のファイルだけをダウンロードすることも可能だろう。

私は会社のWin2000ノートが管理者でないためサービスパック2を適応できない。

そのための回避策として、「msvcr71.dll」のファイルだけをダウンロードして「WINNT」フォルダに追加した。

コマンドプロンプトを使いMS-DOSでファイルの編集は可能になった。


で、HVファイルが見えない件。ここで断念、各所に助けを求めて、編集中のデータフォルダごと、SDカードのバックアップ。


がたいした問題ではなかった。


私はフォルダ⇒ツール⇒フォルダオプション⇒表示で隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」の項目のチェックははずしていた。

本来ならこれで全てのファイルが見えるはずである。と信じていた。

が、HVファイルを抜き出そうとするとシステム系のファイルとしてみなされてしまい見えない。

その下にある

「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」
のチェックを外さなければならない。


余談だが!!

うちのシステム管理は非常に優秀であうる。

この項目をはずそうとすると

「権限ありません」

と出る。(どうもその為にプログラムを組んだらしい)

こうなるとHVファイルの編集は無理である。


とりあえず自宅にかえってメールをチェックすると、いつもメールをいただくO氏から上記を試してみてはとの助言。

すると、なんのことはない。簡単に見つかった。

やってみれば簡単なことだし、分かっている人にとってはあまりにも馬鹿馬鹿しいミスである。

が、この件、同じ症状で見れないという人がコメント1名、メールで3名いらっしゃたので、あながち馬鹿馬鹿しいミスでもなさそう?


で、とりあえずはdumpフォルダーから

DEFAULT.HV

USER.HV 

の二つのファイルをコピーしてUni_ROMフォルダにペーストする。


これでレジストリファイルを手に入れたわけである。

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