2006/01/12

Qタロウ閑話7

さて、昨日からカスタムROMに取りかかっているのだが、英国じぃさん、siam_breezeさんには大変ご迷惑をかけた。
この場を借りてもう一度お礼申し上げます。

判ってみればなんともシロウトなトラブルである。
様はWindowsを理解していないということ。

で、MacユーザでPoketPCをユーザーな貴方にアドバイス。(そんな危篤な人が何人いるのか)
まず、現状でMacユーザがPocketPCを利用する場合、
WindowsMobile2003までならシンクロソフトが存在する。
しかし、昨年暮れ辺りから出だしたWindowsMobile5.0は現状ではシンクロソフトが存在しない。

Macユーザーなら
「じゃぁ、Virtual PCを使えば良いじゃないか。たしかPocketPCをサポートしていたはずだ」
と言う方も多いだろうが、これも駄目。
現状ではVirtual PCもWindowsMobile5.0はサポートしていない。
アップデータが出るか、IntelMacに合わせて新バージョンが出るのか、とりあえずMicrosoft次第である。

サードパティー製ではMissing Sync for WindowsMobileやPocketMacといったシンクロソフトがあるが、これらもWindowsMobile5.0には対応していない。
(PocketMacはcoming soon!になって既に2ヶ月近い。いつだ!!!)

この状況では世界初、唯一のWCDMA WindowsMobile5.0搭載smartPhoneであるHTC UniversalことQタロウをメインPDAとして利用するのは難しい。

しかしそこは、手がある。PIMデータ(スケジュールとアドレス)のみであれば簡単にバックアップ出来る。
方法は、File ExplorerやGSFinderなどで 「マイデバイス(またはポケットPC)」の中にあるPimファイルをコピーしてSDカードにバックアップを取る。これでOK。
初期化等の再構築をした場合は、SDカードのバックアップしたPimファイルをコピーして、「マイデバイス(またはポケットPC)」の中にペーストして中のPimファイルと入れ替える。
GSFinder利用時には「送る」機能は使わず、必ずコピーして「マイデバイス(またはポケットPC)」に貼付ける。
フォルダにコピーを使うとファイル名が「Pimのコピー」になり上書きされない。
まぁ、これさえ覚えておけば定期的にバックアップすればメインマシンとして利用出来る。(私は毎朝一番にバックアップしている)

さて、次に問題になるのがソフトのインストール。
何処かのサイトからダウンロードして使うかCDなどから選ぶことになると思うが、Mac環境しかない場合、CABファイルかPocketPCのexeアプリならSDカードにコピーして本体にインストールする事が出きる。
しかし、ソフトによってはWindowsPCのActiveSync経由でインストールするソフトがある。
こ れもいくつか種類があって、まず、WindowsPC上でインストールするとWindowsPCのprogramフォルダの中にcabやexeの形、つま りPocketPC用のインストールデータとして変換され保存され、ActiveSync経由でPocketPCに送るものがある。
この場合は、programフォルダにあるPocketPC用のインストールデータをSDカードにコピーすればActiveSyncなしでもインストールアする事が出来る。
しかし、数は少ないがソフトの中にはActiveSync経由でしか設定変更などを送れないソフトがある。
このたぐいのソフトは利用出来ない。

ソフトを探す場合はこの点に注意して選べば問題はない。
まぁ、いずれにせよWIndowsPC環境(Virtual PCでもOK)がどうしても必要になる。
ただソフトを取り出すだけならインターネットカフェなどを利用するのも手だろう。

で、今回皆さんにご迷惑をかけたカスタムROMなどを作る場合。
まぁ、ちょっとインターネットカフェというわけにはいかないだろう。
Virtual PC環境でも作業は可能なので、Virtual PCの導入も視野に入れてもよい。

一番良いのはWindowsPC機を用意すること?
本末転倒だがそれが一番手っ取り早い。

で、実は私はWindowsPC超初心者である。
なんせ、昨年の7月にWindows2000ノート会社から与えられ(ロータスノーツチェック専用機。かなりシステムにもロックがかかっているので何にも出来ない)生まれて初めてWindowsを触ったという男である。
そんな奴がPocketPCなんか買うな!!
と自分で突っ込んでみる。

WindowsPCにはMacユーザーには理解しがたい操作が多くある。
また、今回私が判らなかった

「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」

という項目のチェックを外し、これでファイルが全部見えてるはずと思っていたのだが、

「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」

のチェックをはずさなければシステム関連のファイルが見えないなんて、Macでは考えられないことがあるのである。

フォルダの階層と不可視ファイルの扱い方がMacとは全く違う。
幸いにもMS-DOSはちょっとだけ(本当にちょっとだけ)触ったことがあるので、意味は判らないがコマンドを打つ事は出来る。
しかし、そのあたりを勉強しなければ、カスタムROM制作などは出来ない。(ちょっと今止まってます)

MacユーザーでカスタムROM制作などをやりたい方、残念ながらWin環境がなければ何も出来ないのが現状です。

ただ、普通に使うには問題ないのですtけどね。

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