2006/01/23

タイへ行く人のために10(その他)

さて、簡単に初心者向けで旅行内に出来るだろうことだけを書きました。

当然、自分で調べていたり友達に聞いたりしていろいろな情報が入っていると思います。

それらを参考にするのも良いですが、限られた時間で楽しい旅にするためにはとりあえず詰め込まない、余裕を持つ、計画的に行動すことです。

一人旅などならもっと無茶をしても良いかもしれません。

今回書いたのはツアーという短い時間で出来る限り初めての方でも迷わず有効に時間を使っていただくことを中心に書いてみました。

参考になれば幸いです。


リピーターになればもっと遠出も出来るしディープな所も楽しめます。

ただ、初めてでそういうところにいくのは失敗のもとです。

初めは初心者コースから始めましょう。(笑)


タイは非常に不思議な国で、バンコクの様に都会遊びが中心になるところ、プーケーットやラヨーンの様にリゾートもありますし、チェンマイやチェンライの様にライステラスのある山岳地方、イサーン地方の様に田舎を体験することも出来ます。


ぜひ楽しんでください。


で、いくつかアドバイスを。

タイで英語が通じるのは空港やホテル、高級ショッピングセンターなどです。

タイ国民の8割以上は英語を話せません。

英語が通じる所は例えタイ語が話せても英語で会話しましょう。

何故かその方が扱いが良いです。(やっぱり階級があるのですね)


また地方の人にはタイ語が不自由な人も多くいらっしゃいます。

実はタイの国民の半数以上がタイ語を小学校から勉強するのです。

彼等が普段使っている言葉はタイ語に似ていますがタイ語ではありません。

そういった意味でコミュニケーションが非常に難しい国です。

もしタイ語をちょっとでも話したい。タイ人とコミュニケーションを取りたいと言う場合はぜひこの本を持っていってください。

加川 博之
旅の指さし会話帳〈1〉タイ ここ以外のどこかへ!

いまだに私もお世話になっています。

この本。絵が多いのでなんだ内容が薄い様に見えますが、もしこの本と同じだけのタイ語が話せれば完璧なネイティブと呼ばれても良いくらい内容の濃い本です。

使い方はとっても簡単。相手に見せながら指さしで会話します。

レストランなどに行っても重宝します。

なんか本出してって格好悪いといって結局最後に嫌な思いをするなら、格好悪くてもコミュニケーションを図ろうとしたほうが人間好感ももたれますし、上手くいくはずです。

もしかしたガイドブックよりこっち方が必要かもしれません。


それとワイというのがあります。

日本でいう合掌ですね。

これも直ぐに真似したがる人がいますが出来るだけ止めてください。

ワイは非常に難しい行為です。

ワイをする相手によって手を合わせる位置も変わりますし、タイミングも変わります。

基本的に年下が先にするのが慣わしですが、この年上というのも年齢が低くても上の立場の人には先にワイをするなどいろいろルールがあります。

またしてはいけない時もあるのです。


出来るだけ危険なところはいかない。危険な事はしない。

そこは外国です。日本の様には行きませんし、日本と考え方も違います。

悪い所といい所がごっちゃになっている国、それがタイです。


変な話ですが、私にはボッタクリタクシーの知り合いがいます。

彼は観光客からはボッタクリますが、困っているお金のないタイ人はタダで載せます。

知り合いである私を見かければホテルまでタダで送ってくれます。

他のタクシーともめたりして彼が近くにいると「俺の友達になにするんだ!」と加勢してくれます。

変ですね。

観光客がいつも腹を立ててるボッタクリタクシーですよ。

彼曰く、「外国人はこの国に金を使うために来ているんだ。それに俺がぼった金はたいしたことないだろ」だそうです。

なんとも理解出来ないけれど、付き合ってみればいい奴です。(笑)


まぁカリカリしないでください。こういう国です。

例えばバスの中で人の足踏んだら踏んだ奴が「マイペンライ(大丈夫)」と言う国です。

言われた方は呆れて怒れもしない。


そう思って眺めてみれば、まぁ面白い国ですよ。


何かご質問、ご要望あればお知らせください。

出来る限り回答します。


それでは楽しいタイ旅行を。

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