2006/01/17

罠?


今月13日夜から14日にかけて、タイの新聞社プーチャカンの創始者ソンティ・リントンクン氏とその支持者らによる反タクシン集会がルンピニで行われた。

ソンティ氏はタクシン首相の強権的な政治姿勢や、親族や一部政権有力者の公私混同などを批判し、毎週金曜日にルンピニ公園で大規模な抗議集会を開き、この日は約3000人の人が集まる大きな集会となったらしい。

で集会のあとソンティ氏と3000人の支持者は首相官邸までデモ行進。

14日未明に首相官邸に突入し約20分後に50人あまり検挙される騒ぎになった。

この日、タクシン首相は不在のた大事には至らなかったが、この暴挙に首相は激怒、この間、王室の計らいで告訴を取り下げたところなにの(この告訴取り下げでデモ集会の人数はかなり減ったらしい)、この件についてまた告訴をほのめかした。

普通ならやりすぎということでなるほどで済むのだが・・・・。

この首相官邸の侵入どうもきな臭い。


警察隊が警備しているにもかかわらずあまりにも容易に進入出来たことだ。

デモ参加者らは「警官が官邸のドアを開けて入れてくれた」と証言し、「警察による罠の可能性もある」と不信感を表しているとのこと。


うーん、なんか安物のテレビドラマのようですなぁ。

本当の所はどうなのだろう。


いずれにせよ、安定したまともな政治基盤が続いてくれることを願うばかりである。

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