2006/01/22

タイへ行く人のために4(お金について)

さて、お金についてです。
バーツを日本円に換算するにはバーツに3をかけると大体の日本円が出ます。
200Bなら×3で600円程度。

ただ、それでは本当にお買い得なのか正当な値段なのか価値観が判りません。
そこで、バンコクで物の値段が高いか安いかを考える時は、バーツに0を一個付けて円での値段と考えます。
例えばTシャツが200Bなら0を一個つけて2000円と考えると高いか安いか判りますよね。
スターバックスでコーヒーを飲むと、一番安いドリップコーヒーのSサイズが50B。日本の感覚だと500円。いかに高いかが判りますね。

ただ、日本人が行く店は基本的に高級店と考えてください。

さて両替です。
日本で両替は絶対しないでください。びっくりするぐらいレートが悪いです。
それではまず何処で両替するか。答えは空港です。
ドンムアン空港に着くとまず、入国審査へ向かいます。タイ航空、JALの場合はターミナル1、SQ、ANAの場合はターミナル2です。
余談ですが、例えばTGの飛行機に乗っていても到着するゲートがターミナル2側の事があります。
しかし、入国はターミナル1でしか受け付けませんので注意を。
入国審査を終わると、エスカレーターでバゲッジのターンテーブルのある場所へ降ります。
荷物を受け取ってグリーンの表示のあるゲートへ。(申告するものがある場合は赤い表示のゲートへ)
ゲート出ると、ターミナル1もターミナル2もすぐに両替がいくつか並んでいます。
ここは何処で両替しても同じレートですのでとりあえず必要な金額をここで両替しましょう。
ツアーの場合ホテル代等必要ありませんので3万円から5万円程度(1万Bから1万7千Bぐらい)両替すればまず問題ないかと思います。

後、両替は街中の銀行やターミナル、ショッピングセンター等にあります。
街のいたる所に両替所がありますのでまず困ることはありません。
両替レートが良い悪いがありますが、さほどの差はありません。
数件並んでいれば一番良いところで変える程度に思っておいてください。
何処何処の両替所のレートが良いからといってそこまで行くのは正直時間の無駄です。
両替は夜19時から20時で終了しますので要注意。
もし夜中にどうしても両替したければホテルのフロントで。ただしレートはちょっと悪いです。
チップについて。
意外に難しいのがチップです。どれくらいあげればよいか。

まず、一番初めにチップを上げるのは多分ホテルのポーター。(チェックイン後に荷物を運んでくれます)
慣れていれば20Bでも良いのですが、残念ながらタイ語が話せないなら100B程度です。
外国人は100Bというのが暗黙の了解のようです。

次にベットメイク。
これは部屋を出る時に枕元に置くチップですね。
普通は20Bから40B程度です。1B、5Bの小銭を置く人がいますが、大体受け取りません。きれにサイドテーブルに積み上げられているでしょう。

食事の場合。
これもタイ語が出来る出来ないで実はチップの額が違います。
基本的には小銭+精算代金の5%から20%くらいまで。
例えば食事代が546Bだったとします。
1000Bを出しておつりは、100B札が4枚、20B札が2枚、10Bが2枚、5Bが1枚、1Bが1枚といった感じで、わざわざ10Bを出してきます。
つまり、この場合、10B以下の26Bを置いて行くというのが正しいチップです。大体5%ですね。
ただし外人の場合は1000Bを渡すと、100B札が4枚、50B札が1枚、10Bが1枚、5Bが1枚、1Bが1枚といった感じでおつりがきます。
これはどういうことか。つまり50B以下は置いて行けという暗示です。
これが外国人値段ですね。
たとえば、50Bが入っていなくても出来れば10%程度のチップを出すのがよいと思います。

次にタクシー。
まぁ、5B以下の小銭はあげる程度に考えていればよいです。
もし、良いタクシーだったら+10B程度上げるとか、渋滞に我慢強く走ってくれたのなら+20B上げるとか。ここはもう良心の問題。
反対におつりをよこさない運転手もいます。面倒くさければしらんぷりで降りてください。
もし抗議する気があればおつりを要求してください。
タイのタクシーは馬鹿も多いです。
良い態度でさっと走ってくれたり、1Bまでおつりを返そうとするドライバーにば多めにチップも渡
したくなるのが人情。
それが判らない奴が沢山います。注意してください。
あと、ハイヤー等を借りた場合は、最後に100B程度のチップを。

また、財布は二つ用意する事をお勧めします。
一つは500Bと1000B等を入れておく財布。これは普段は鞄の中に。
それと、100B以下のお金を入れておく財布。これは取り出しやすい所に。
というのは、基本的に高額紙幣というのは見せない方が安全だからです。
それと、出来る限り100B以下の小銭を持っていること。
なければコンビニなどでお菓子を買って500Bや1000Bを崩す様に。
通常100以下の紙幣で合計1000Bくらい持っていると便利です。
と、いうのは、たとえばタクシーに載って500Bしかない。タクシーも両替出来ない。
この場合、「ちょっと待ってて両替してくるから」というのは基本的に通用しません。
ということはたとえ料金が46Bでも500Bをあげないといけないということです。とっても損します!

だから、必ず100B以下は持っていること。
1000Bはタイ人の感覚だと日本人の一万円と同じです。日本でも普通一万円ばかり使わないですよね。

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