ここにも何度かエントリーしているのだけれど、ソニーさんがおかしい。
つい先日もVAIO Type Uのエントリーは書いたけれど、いったいソニーの物作りの能力は何処へ行ってしまったのだろう。
新しいネットワークウォークマンは売れてるみたいだけれど、実物を見た私は、思わずため息ついて、脱力感に覆われてしまった。
なんで、あれが売れるんだ?
もっとも、継続的な販売には繋がらないだろう。
残念ながらソニーはミュージックプレイヤーでも音楽配信でもトップに踊り出る事は出来ないだろう。
でも!でも!俺はソニーが好きなんだー!!他の分野で何とかがんばってくれ!ソニーらしさを見せてくれ!
と、応援したい気分でちょっとググッたら・・・、応援どころか・・・・。
一つは、28日発表された。
ソニー製品の付属ソフトウェアなどで提供していた「SonicStage」「CONNECT Player」「Do VAIO」について、バッファオーバーランの脆弱性が存在することを公表し、ユーザーに対してアップデートを呼びかけている。
脆弱性が存在することが確認されたのは、「CONNECT Player Ver.1.0.00/1.0.01/1.0.02/1.0.03/1.0.04」「SonicStage Ver.3.3/3.4」「SonicStage Mastering Studio Ver.2.1.00/2.2.00」「Do VAIO Ver.1.6」の各ソフトウェア。
これらのソフトウェアは、ソニーのポータルブルオーディオプレーヤー「ウォークマンA」シリーズの付属ソフトや、PC 「VAIO」シリーズのプリインストールソフトとして製品付属だけではなく、ソニーのサポートサイトでもダウンロード提供され提供されている、いわゆるソニーのミュージックプレイヤー及び音楽配信に最も要になるソフトだ。
これらのソフトウェアについては、Gracenoteがソニーに提供していたCDDB ActiveXコントロールの一部のバージョンにセキュリティ上の脆弱性が存在し、この脆弱性が悪用されることで第三者によりプログラムが実行される危険 性があるのだとか。
Gracenoteではアップデートプログラムの配布を開始しており、ソニーでも対象製品などを公表し、ユーザーにアップデートを呼びか けている。
せっかくパートナーに選んだGracenoteに火遊びされてしまった。
ソフトウェアに虚弱性があるといいのはいい事ではないけど決してない話でもない。
ただ、少なくとも1年以上ほったらかしだったという事になる。
パートナーエ選びに問題があったのか、ソニーとパートナーとのコミュニケーションに問題があったのかは判らないが、ソニーらしからぬ行いだと思う。
これだけならまだ良いが、先日、ソニーと子会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が東京国税局の税務調査を受け、米国子会社とのゲーム事 業取引などに伴う利益配分を巡り、2005年3月期までの6年間に、総額約744億円の申告漏れを指摘されていたことが判った。
そして判ったとたんにソニーとSCEがそのことを今日30日に発表した。
追徴税額(更正処分)は、過少申告加算税などを含め計約279億円に上るという大きな申告漏れ。
ソニー側は処分を不服として、異議を申し立てる方針を立てているらしい。
ソニー側の説明によると、東京国税局から法人所得の海外流出を防ぐ「移転価格税制」の適用を受け、SCEは、米国子会社に卸したゲーム機「プレイステーション2」の価格やブランド使用料などを安く設定したと指摘されたらしい。
いや、申告漏れは他社だってもっと大きなものがある。きちんと払えばそれでいい。
のだが、こういったことが6年間もほったらかしにしていたことに、今のソニーの問題があるのだと思う。
今のソニーは、ウォークマンで新しい音楽文化を作り、VAIOを登場させビジネスにスタイリッシュと遊びをとりれ、、プレイステーションでだれていたゲーム業界に喝を入れたあの企業とは程遠いと思うのは私一人だけ?
デカくなりすぎたのだろうか・・・。
ソニー!がんばれ!!
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