2005/12/12

Qタロウ(Qtek9000)が日本語を理解するまで15

さて、Qタロウの記憶容量も増えたところで、PDFファイルのテストをしてみた。

実は、私はPDFファイルをよく使う。会社のMACにもWINにももちろん自宅の数台のMACにもAdobe Acrobat(リーダーではない)がインストールされている。

仕事柄PDFファイルを作ったりPDF上で校正作業をしたりするので必需品なのである。

私一人で、Acrobat Proを会社で3ライセンス、個人で1ライセンス持っている。

アップグレードとはいえ、まさしくAdobeの思う壺である。


で、残念ながらQタロウではさすがにPDF校正までは出来ないが、PDFファイルを見ることは出来るはず。

ということでいくとかのファイルをテスト。


QタロウにはもともとClearVue PDFなるPDF閲覧ソフトがインストールされている。

常識的に行けばこれだけで全てOKのはずである。

が、このソフト、読み込めないPDFファイルがあるのだ。

どうも、イラストレーターに写真をはめ込んだりと入り組んだものがちゃんと読み込めないようだ。


で、どうし様かと考えてちょっと探すとAdobeのホームページにPocketPC用のAcrobatリーダーがあるではないか!!


よし早速ダウンロードして。

ん???

なぜWindowsのバージョンを選ばなければならないのだ?

おや、MACでは選択できないぞ!!

仕方がないVretalPCを立ち上げて・・・、よしよしWinXPを選んでダウンロード。


ダウンロードしたデータが自動で解凍されてフォルダに。

その中にあるsetupファイルをクリック。インストールが始まった。

が、案の定、ActiveSyncが次回繋がった時にインストールするとのこと。

仕方がないのでtempフォルダにある「Adobe」フォルダをSDカードにコピー。

SDカードをQタロウに入れて、GSfinderでそのフォルダを見つけて中を開く。

Acorbatのアイコンをクリックするとインストールが始まる・・・かと思ったらエラー。


よくフォルダの中を見るとかなりの数の機能設定ファイルが入っている。

どうも、SDからのインストールは出来ないようだ。


仕組み的には、AcorbatファイルをPCからPPCへ転送するのにはActiveSyncだけではなく別プログラムを立ち上げるようだ。

その、ホストプログラムを含めてインストールの接続時にPCからPPCのPPC用の設定ファイルとアプリをインストールする仕組みになっているうようである。


つまり、ActiveSyncの出来る環境でなければ、PocketPC用のAcrobatリーダーをインストールすることは出来ない。

例え、サードパーティのシンクロソフトを利用してMACとPPCが接続されちても、MACではどうあがいてもインストール出来ないという話。


なんとかならんのかAdobe!!


かくしてAcrobatリーダーは使えないとう結果に。


で、ClearVue PDFで日本語PDFカタログをチェックしてみる。

見事に文字化け。

これではPDFは使えない。


うーん、なんとかしたいのだけど。

結局Win機を一台買わないと無理なのか?

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