2005/12/16

Qタロウが日本語を理解するまで16

昨日も書いたがAsukal氏が大きなお土産を持って復活してくれた。
ほんと心強いことである。


で、氏のお土産は何かというと、nlsのROM書き込みである。


何故ROMに書き込むと良いかというと、まずStorageの容量が増えること。それと安定性が増すことだろうか。


Qタロウもそろそろ冒険しても良い頃なのでちょっと危険なことに挑戦である。


早速ROMのアップデートと思ったのだが、実はMACではアップデート出来ない。

うーん。困った。


で、仕事もそこそこに考えたら良い方法が浮かんだ。(仕事しろ!!)


というのは、ROMのアップデートにはActiveSyncを利用する必要がない。


何故かいうと、ROMのアップデートをするのはデバイス側をBoot Loader Mode(Sireial-USBモード)にしなければならない。
どういうことかというと、PCにStorageとして認識させる。つまり、外付けハードディスクやMOなどと基本的に同じである。
なので、WindowsMobleというOSとのシンクロに必要なActiveSyncとそのドライバは必要ないのである。


そうなると実はネットカフェやPCやVirtual PCでも作業可能なはずである。

ただ、ネットカフェはセキュリティの問題があるのでお勧めしない。


実際、後でVirtual PCで調べてみたのだが、ちゃんとアップデートのソフトでデバイスを認識した。

だが、Virtual PCは速度も遅く、安定していないのでちょっと不安ということで今回は見送り。

で、どうしたかというと、会社にほとんど使わないスタンドアローンのWin XP機があり、それを利用した。

まず必要なファイルをここからダウンロード。私は事前にダウンロードしてSDカードに入れており、今回はSDカードからWinにコピーした。
ファイルは解凍してデスクトップなど分かりやすいところに置いておく。


次にQタロウをBoot Loader Mode(Sireial-USBモード)にする。
やり方は電源ボタン+ライトボタン+スタイラスを同時使うとこんな画面になる・写真はアップデート中。写真が悪いのは許してください。

この画面になったらQタロウとWinをUSBコードで接続。

次に、デスクトップに置いておいたROMのアップデータファイルを立ち上げる。
すると、インストーラー画面が現れるので指示に従う。
まず、QタロウのROMをソフトがチェック。チェックが終わるとアップグレード後のバージョンがこうなるというウィンドウが現れる。
そのままNEXTをクリックすると、ROMのアップデートが始まる。

後はじっと我慢で待っていると、ROMのアップデートが終わったので、ハードリセット(二つのメニューボタンとスタイラスで同時にリセット)
をしろというWindowに書いてある。
で、ハードリセットして再起動。


なんとO2mの起動画面ではないか!!そう、ROMの基本はO2のROMを利用しているのだ。


すると、WindowsMobileの画面が立ち上がるのでスタイライズでタップしてスタイライズ設定画面へ。(ジョンソン歯科医?)


後は、新しく発表された、Lets Japan No.5v かe-china No.5v_62 で日本語化。
私はe-china No.5v_62 を利用した。


後の手順は以前と同じである。


おぉ、とうとう禁断の果実を食ってしまった!!


このROMのアップデート、全ての内容を書き換えるわけではない。
必要な部分だけを書き換えるのでQtekの内容も残っている。


立ち上がりやスリープからの復帰はは以前よりちょっと時間がかかるような気がするが、起動してからの動きは以前より確実に早い。


目立った不具合?はPDICでタイ語の発音記号が表示できない。
しかし、これは例の文字化けの原因であるのでこの際入れなくても良いかもしれない。
一応、英語で読み方はあるのだから。
おかげでPIEでの文字化けはなくなった。


NetFrontは新しいトライアルバージョンが出て、日本語版もそのままインストール出来るようになった。
が、相変わらずリンク落ちや承認ページは表示できない。

まぁ、以前とさほど状況は変わらないが、ハードとしては非常に使いやすくなった。



で、お約束。
分からないならやるな!!
作業は全て自己責任である。失敗してUniversalが単なる文鎮になってもそれは貴方の責任である。

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