何人もの方にご指摘いただきましたのでちょっと書いてみようかと。
ご指摘いただきました皆さんありがとうございます。
で、何を指摘されたかというと先日「タクシー」の話を書いた時に「ゆっくり」を「シャーシャー」と書いたこと。
これ、皆さんが持ってらっしゃるカタカナ表記の本にもよると思いますが、通常は「チャーチャー」と書いてあるものが多いです。
ローマ字で書くと「chaa chaa」すね。
「チ」の音をローマ字にすると「ci」または「chi」の二つの音があります。
ところが「ci」とパソコンのキーボードを打つと「シ」に変換します。
日本では「チ」は「ti」と書くべきだというのが文部省の考え方です。
しかしヘボン式ローマ字では「チ」は「chi」であり、みなさんがおっしゃる表記はこのヘボン式に添ったものです。
ですので皆さんの指摘した「chaa chaa」は「チャーチャー」だし、「象 chaang」は「チャーン」と書くのが正しいのです。
がここに落とし穴があります。
日本語は900年ほど前に50音にまとめられました。が現在は46音です。音が変わったりしてなくなってしまった文字もあるのですね。
実際には50音どころではなかったといいます。聞いた音をそのまま文字化すると50音ではたりません。
お隣韓国や中国には同じローマ字表記でまったく発音の違う文字が存在します。
そう見ると「チャ」は「cya」、「シャ」は「chya」と読む場合が多いのです。
ローマ字はあくまで50音を準拠して作られているということです。
外国人が日本語を習うとよく、「近い」などの「チ」のつく言葉を「シカイ」に近い発音で話します。
言葉は違いますが外人は「寿司(スシ)」のことを「スゥウシィ」といった感じで発音します。
残念ながらカタカナできちんと表記することが出来ないのですがローマ字がそう表記してあるからです。
日本では使いませんが「チ」の音を発音記号に近い表記にすると「ci」になります。
では「chi」はどう書くのか?日本語ではやはり「チ」ですね。
でも実際の音は違います。「chaa」は「シャー」だとは言わないけど「チャー」とも違います。
つまりカタカナで表記するのは無理なんです。
でもどちらも通じてしまうし、「チ」と分けるために「シ」に近い発音の方が通じやいこともあります。
あくまで個人的意見ですから攻撃はご勘弁を。(^^)
じゃあタイ語で書けと言われる方もいらっしゃると思いますが、それはタイ語が読める方の話。
日本の国民でタイ語の読める人が何パーセントいるでしょうか。
いや、皆さんご指摘本当にありがとうございます。
確かに考えさせられる問題ですね。
表現上抜く事が出来ないカタカナ表記ですし、明らかにカタカナ表記が違うこともありますし。
私としては一応、雰囲気というかこんな感じに聞こえるというのを大事にしたいのです。
だから「カフェ」ではなく「かぁふぇ~」なのです。
今後ともご指摘、ご指導よろしくお願いします。
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