2005/08/07

タイでインターネット

仕事柄24時間いつも連絡がつかなければならない。
そのため、携帯電話とメールがチェック出来る環境がどうしても必要である。
休暇やボランティアでバンコクにいる時も同様で、私の場合どうしても大荷物になる。

持っていくものは以下の通り。
1.日本の携帯番号でつながる携帯その1
これは会社の外部スタッフ連絡用携帯。事前予約の上空港などでGSM携帯を受け取っていたが、最近、会社の携帯がFOMAになったためGSM携帯本体だけ借りるか、手持ちのGSM携帯を使用している。
2.日本の携帯番号でつながる携帯その2
これは社内用。つまり会社の人間しかこの番号は知らない。

これも上と同様FAOMA。
3.タイの携帯
GSMはエリクソンのT630という機種。基本的にはプライベート。
タイの国内通話には主にorange(国内通話は一番安い)かone-2-callを使用。
その上、最近買った802SEも持って歩くと計4台の携帯を持って歩く事になる。
4.PDA
私の場合はPalmを使用。
 スマートフォンにすればGSM携帯が1台減ってよいのだが、一応会社公認(指定?)での使用なので日本で使えない携帯なんぞ買ってもらえない。(会社が補助金を出している)
5.iBookまたはPowerBook
 なぜMACかというと、仕事柄外部スタッフがすべてMACだし、ボランティアでもMACを中心に教えるため。
PowerBookは会社からの支給品なのだが社内メール等は別にThinkPadを使っているので、あまり外には持ち出さない。それと、なぜかこいつは無線LANがついていないのだ。
で、結果的には私物であるiBookを持ち歩く事が多い。
といいながらこのiBookも侮れない。
イラストレーター、フォトショップ、インデザイン、クォークエクスプレス、アクロバットに加えてモリサワのPSフォント(1書体2万円程度で18書体入ってます)なども入ってる。

メールをチェックするだけならバンコクにも日本語環境のあるネットカフェもたくさんあるし問題はない。

ちょっと優雅に無線LANでメールチェックなら、Plamに無線LANカードをさしてスターバックスあたりでネットすれば良い。(バンコクのスターバックスにはプレペイドのHOTSPOTがある)
しかし、仕事の関係上、デザインや構成データというものが送られてくる。
ほとんど場合PDFかイラストレータの構成ファイルで送られてくるのだが、今度はそれを訂正して送らなければならない。
そのために、もともとデータを作ったイラストレーターや、インデザインといったソフトが必要で、さらに使われている印刷用フォントが必要になる。一応DTPのプロなのでそれぐらいの構えは最低限必要なのだ。
本来なら色もチェックする必要もあるのだが、さすがにそこまでノートでは無理なので専門家に任せる。
印刷というのは結構大変な分業作業で、wordやExcelの世界とは相当異次元の世界である。

その上、カラーチャートの本やフォントブック(書体サンプル)が加わると、百科事典2冊分くらいのこれらの本を持って歩く事になる。
携帯、パソコン、PDAと本をパッキングするとその重さ、なんと8キロ。まだ着替えも何も入れていないのにだ。

それでも以前よりはかなりましになった。
以前のタイはまずインターネット環境が整っていなかった。今でも日本に比べればお粗末な環境ではあるが、それでもスターバックスのHOTSPOTで、50Mくらいのデータは落としても支障はない。(時間はかかるが)

と、まぁ私の場合は非常に特殊な環境だと思うので一般的な場合はどうか。

まぁ、遊びに来てまでネットかという気もするが、現代人にとってネットは生活の一部となりつつある。
メールがチェック出来なくて困るという人も多いようだ。
街を歩けば、いたるところにインターネットカフェがある。

ネットカフェにあるPCはWindowsだから日本語の表示も問題ない。もちろんMACでも問題ないのだが、残念ながらMACをおいているというカフェはない。(昔はあった)理由はMACが非常に高価な事にある。
値段はまちまちなので良く知らないが、高くても1時間100Bから150Bくらいなのだろうか。ちょっと外れた現地人向けの店などは1分1B程度と聞いたことがある。
もし、ノートパソコンやPDA を持っていない人なら、これらのネットカフェやホテルのネットやオフィスセンターを利用すると良い。
もし、貴方がノートパソコンを持っているならいくつか方法がある。
一つはホテルの部屋から繋ぐ方法。しかし、回線のスピード等を考えると今となっては現実的ではないし、部屋からの電話代が馬鹿にならない。
次にホテルが、ネットかオフィスセンターを持っているならそのLANを利用する方法。これは利用者も多い。
ホテルによっては断られるケースもある様だがオフィスセンターを持っているホテルなら断られることはないと思う。料金もネットカフェよりちょっと高い程度だ。
次に携帯電話で繋ぐ方法。
ケーブルか赤外線、 ブルートゥースなどで繋ぐことが出来るが、もし赤外線やブルートゥースを利用するのであれば、パソコンやPDA側と携帯電話がそれに対応している必要がある。
さらに、使用するキャリアによっては申し込みも必要だ。
しかし、これもあまり快適な環境とは言えない。速度が遅いのだ。
まぁ、どうしてもという時の手ですね。


もう一つはHOTSPOTを利用する方法。
こちらは基本的に無線LANなので、無線LANに対応したパソコンかPDAが必要。
空港などでは無料(試験的に)のHOTSPOTを利用することも出来る様だが、基本的には有料が多い。
一番大きなHOTSPOTはKSCという会社?がやっているHOTSPOTでスターバックスなどでプリペイドカードを売っている。確か100Bから600Bだったと思う。(600Bで5時間か5時間半だったような)
これは上にも書いたが意外に快適である。

皆さんのスタイルに合わせて利用してはいかがだろうか。

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