バンコクに行くには飛行機に乗らなければならない。いや、もしかしたら船便もあるかもしれないが(良く知らない)、少なくとも時間的なことを考えると飛行機というのが一般的だ。
で、問題である。何処で買うのか?どのチケット買うのか?
私の場合年間10回前後、多い時は15回程度タイに足を運ぶ。
ホリデーシーズンも含め確実にチケットを取るため、バンコク発券のチケット購入している。
つまり私の場合、バンコクから日本に行ってバンコクへ帰るチケットを買っているということだ。
バンコク発券のメリットはいくつかあるが、一番大きいのはクラスの差と価格である。
日本でも格安チケットが一般的?になり価格だけで選ぶなら日本の方が安いことも多くメリットは低くなった。
が、チケットにはクラスというものがある。
「なんのこっちゃ」という方のた めに説明すると、エコノミークラスといってもクラスが分かれているのだ。正規料金はYクラス、ペックス(正規割引料金)はQやMクラスといった感じで、日 本で発売されている格安チケットはI、Tといったクラスがほとんどで、順番で言えば上から10番目前後である。
でこのクラスが違うとどう違うか?間単にいうと航空会社の扱いが違う。(笑)
I、Tのクラスは団体包括チケットといい、基本的にはツアーと同じ団体チケットである。
そのため、割引率が高くチケットが安いが、その反面、航空会社にとっては儲からない客である。
だから、飛行機の席も後方の席、事前の座席指定なども基本的に出来ないし、マイレージも50%とか航空会社によってはマイレージ対象外というケースもある。
また日程も10日FIXがほとんどなので基本的に日程が決まっていて日程変更不可だ。
もう一日延長したい等の場合、基本的にはNGなのだが空席があれば可能なこともある。しかし、それも航空会社や時期により断られるケースや高額な変更手数料を要求されることもある。
ペックスチケットというのは航空会社の正規割引料金で、この場合、安いチケットはFIXでクラスも低く、高いチケットはOPEN(日程変更可能)でクラスも高い。
ちなみに日本でオープンチケットを買うとオフシーズンで13万円前後。(タイ航空の場合)その上、予約変更毎に手数料がかかる。
ちなみにタイ航空(日本)のHPはこちら。
タイ航空(タイ)はこちら。
予約システムで価格をチェックしてみると面白い。
同じクラスのチケットをバンコクで買うとどうだろうか。
タイでチケット買う場合FIX、45日オープン、1年オープンの三種類が多い。(空港会社により60日オープンなんてのもある)
45日オープンでもプロモーションやクラスで値段が違うし、日本のオープンの場合6ヶ月が多いので比較は難しいのだが、M,Qクラスあたりということで比較すれば、45日で7万円前後で、1年オープンで9万円くらいだ。
もうひとつ、海外にはオンシーズンとオフシーズンというのがありオンシーズンの場合1割程度値段があがることが多い。
ただし、日本の様にGWやお盆、正月には値段が上がるといったことはない。
ちなみに、8月のお盆出発のチケットを日本でオープンチケットを購入すると17万円前後。
私の持っているチケットはお盆で6万円弱(SQですが)。その上チケットクラスは日本で買うよりクラスが上になる。年末はもっと顕著に価格が上がるので、そういった意味では価格差が大きい。
では、クラスによる扱いの差とはなにか?
まず、クラスが高ければ高いほど予約が取りやすくなる。
皆さんの中にもアマデウス(www.amadeus.net)などのインターネットの航空券予約システムで空席をチェックしたことがある方がいると思う。
これらのシステムで空席なのに旅行代理店で聞くと空いていないと言われる。
その理由は貴方が購入しようとしているチケットのクラスが低いのが原因である場合が多い。
その上、もしキャンセル待ちを入れたとする。そこに後からクラスの高いチケットのキャンセル待ちが入ればそちらが優先される。
さらに海外の場合、1年前から予約を入れる事が出来るし、タイ航空の場合なら搭乗当日まで予約をそのままにすることもできる。(まぁ迷惑はかかるが)
SQなどは最近搭乗1週間前までに購入しない場合キャンセル扱いになるが、オフシーズンならさほど気にしなくても当日でもチケットが取れる。しかも値段は同じである。
もちろん、日程変更の手数料などないし、予約金などもない。
年に何回も行く人には海外発券は重宝する。また盆と正月は必ずタイという人にも席が取れない悩みが軽減されるし(必ず取れるというものではない)、2回いけば片道分チケットを捨てても元は取れる。
クラスの差だけではなくマイレージによる差というのも影響するのだが、その話は又今度。
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