
とにかくドリアンである。
果物の王様などと言われ、タイは言うにおよばず東南アジア一帯で広く食べられるこの果物。
写真のようにトゲトゲ(じゃないのもあるらしい)の分厚い皮を剥くと中から白い実が出てくる。
これを小さく切って食べるのだが・・・私には決して美味しいとは思えない。
タイにもドリアンがいくつも種類があって、私も何種類も食べて見た。
食べられないことはない。匂いもするが我慢出来る。中には我慢出来ないほど臭いものもあるが。
味はねっとりと甘い。うーん、どうも私の味覚には合わないようである。
タイ人はドリアンが好きな人が多い。タイの果物の中ではかなり高価な部類に入ると思うが、季節になると(って一年中あるのはあるみたいだが)「トゥリアン、トゥリアン(タイではドリアンのことをトゥリアンという)」と呪文の様にわめく奴もいる。(私の友人だけか?)
どこかの国じゃ「女房を質に入れてでも食え」と言うらしい。
もし、ドリアンのある国に行かれたなら土産話に食べて見ればよい。好きな人と嫌いな人がピタッと別れる味だ。
ただ、食べるときには注意を。コーラなどの炭酸飲料とは一緒に食べない事。
ドリアンがガスを出すのか、炭酸飲料のガスが抜けなくなるのか原理は良くわからないが、お腹がパンパンに張って大変な事になる。
ドリアアンは生だけではなく、ドライフルーツもある。その他にも月餅などの餡にも使われていたりする。
そう、先週買って着たスターバックスの月餅にもドリアンが使われていた。(今回のお土産その1 参照)
ドリアンが嫌いな私がちょっとおもしろいからと言ってスターバックスの月餅を買って来てしまったのだが、とうぜん嫌いなドリアンである。食べる気がない。
で、とりあえずは、コーヒー味の月餅から食べる。うーん。あんまり美味しくない。やっぱりペニンシェラの月餅にしておけば良かった。ドライフルーツの入った美味しそうなのがあった。
コーヒー味の月餅を4分の1食べて残りは家族におすそ分け。
で、残ったドリアンである。恐る恐るパッケージを破る。もうこの時点で嫌な匂いがする。ちょっと暖かい所に置き過ぎたか?
先に家族に強制的におすそ分けをすると、全員が悲鳴をあげた。
うーん、腐ってた?いやそんな事はないと思うのだが。
とりあえず危険ということで、私は食べずにゴミ箱へ。
家族の共通の意見は「たまねぎ入れたみたい」だった。やっぱ腐ってたか?
父親曰く「殺す気か!」であった。
やっぱり私はドリアンと愛称が悪いらしい。
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