2006/03/16

助けてあげたい

新聞や雑誌ばっかり読んでいると、最近、ソニーやJALがどうもおかしく悲しい。

出来れば助けてあげたいのだが。

まず、ソニー。

キラーソフトの開拓、開発をしなかったために、ニンテンドーDSに押されて、今やPSPは失敗作とまで呼ばれる始末。

アイボの撤退や、どう見てもiPodに勝てないウォークマン。

テレビはがんばってはいるが、松下さんには到底勝てず、今のままでは海外企業にさえ負けてしまうのではという危機感。

クリエの撤退に、サイバーショットも泣かず飛ばす、VAIOも低価格で勝負しなければ売れなくなっている。

ソニーエリクソンの携帯もなんか海外のウォークマン携帯以外はいまいちパッとせず、ノキア、モトローラとの差は開く一方、日本国内でもなんともデザインの悪い携帯を出している。

ソニーグループ全体的に降下一方のソニーデザイン。本当に酷い。

なんとも良い所がないではないか。

あのソニーは何処へ行ったのでしょうか?

JALもそうだ。

腐っても鯛のはずだったJALはJASを統合して、国内線と国際線を別会社にしたころからグループ自体がギクシャク。

国内線JALシステムなどでは旧JALと旧JASの社員の間にわだかまり。

現在使用しているJAL機材が、旧JAS整備はレクチャーを受けてないのに、判っている旧JAL整備は教えないなどの顧客の安全に係る問題まであるとの噂。

客室乗務員は、ANAの様に早めに派遣社員への切り替えが出来ず、未だにベテランが高い給料で飛んでいる。

その上、給料格差があったため旧JAL国内線社員は減給?

国際線は一応腐っても鯛の体裁をたもっており、稼ぎ頭のアジア線は子会社のJALWAYに任せてなんとか稼ぎ出している。
JALWAYは一生懸命やっているのだが所詮は子会社、ヨーロッパ線やアメリカ線の様なJALのサービスは提供されていない上にコードシェア便扱いも多く顧客には受けが悪い。

なんとか成田発だけは体裁をつけてはいるが他の空港からの便は機材も古く酷い状態。

その上、相次ぐ国内線の事故で国内線、国際線ともに客離れが続く。

おまけになんともバカバカしいお家騒動。
JALが民間ではなく、官僚であり、顧客よりも会社よりも自分だという経営者達がいることを改めて世間に知らしめる羽目になった。

それに追い討ちをかけるように原油の値上がり。

アライアンスに入っていないJALは燃料も単独購入。当然スターアライアンスに所属するANAよりも高い値段で購入することになる。

決してANAが良い訳ではない。

が、JALとANAを比べれば出来るならJALに乗りたくはない。

こちらも良いところがない。


私はソニーが好きである。いや好きだった。JALも好きだった。

だから、出来るだけソニーの製品を購入検討もする。結構ひいき目に見ていると思う。

国内線だって出来ればJALに乗ってやりたい。

しかし、事故続きの安全性の問題。国内線自体が旧JASが母体だということ。

JASには東亜国内航空時代に苦い思い出が多い。(米子空港で胴体着陸も経験した)

それだけに正直JASなら乗りたくない。

タイに帰る時は時間の問題もありJALにはほとんど乗らない。

ただ単純に

「助けてあげたい!」

と思うのだが・・・・、何か良い手はないのだろうか?

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