2005/11/23

経済紙と首相が対立

タクシン首相批判を続けるタイ語経済紙プーチャッカーンとの間の溝がお互いの刑事告発にまで進展しているらしい。
タイ語経済紙プーチャッカーンはこの間のワットプラケオでの儀式の件で首相が4月10日、王族以外に許されていない宗教行事を主催したことについて、首相側はプーチャッカーンが、国王と首相を不適切に比較したとして不敬罪で告発しているらしい。

プーチャッカーンのオーナーがテレビ番組で首相批判をつづけ、番組は首相の圧力で放送中止。裁判所の批判停止命令がでて番組は中断されるかと思いきや、現在はネット公開とVCDの販売で番組は続いているそうです。
これについても首相側販売止し止め手段をとるなどと脅しをかけているそうです。
先日はこの番組の公開録画をルンピニー公園で行い、(裁判所の批判停止命令が出てるのに)なんと3万から5万人の支持者が集まったとか。

またプーチャッカーン側は、首相の妹がチェンマイで開いた自身の誕生日パーティーにバンコクから友人、知人を招待するため空軍機を使用したと告発。

もともとこのプーチャッカーンは首相を応援していたはずなのに、いつの間にこうなったのしょうか?

とにかく最近首相の旗色が悪い。タイ国内で首相批判が高まっているようです。

そのタクシン首相、親しい占い師が、星の巡りの悪さを指摘しているので記者へのコメントや定例会見を来年まで取りやめると言い出しています。
まぁ、首相批判をかわそうとする手段ですね。
しかし、その手が占いとは。

タイはどうなるのだろう。ほんと心配だ。

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