2005/09/29

突然ですが、

明日、会議があるのでシンガポールに行きます。

同行の同僚達は日曜日の夜便で日本に帰るとのことなのですが、私はシンガポールが嫌いなので、翌日の朝一でバンコク入りしようと考えています。

ただ、ただいま上司と月曜日の休暇をめぐって交戦中です。(彼もシンガポールへ行くので、休みたいとのこと)

後は、その上を口説いて二人とも休むというウルトラCも協議中。

ということで、明日からもしかしたら更新出来ないかもしれません。


先に謝っときます。ごめんなさい。

How To BTS

バンコクの渋滞はアジアNo.1と言われるぐらい酷い。

その渋滞を緩和するため、サイアムを中心にスクミビット通り~パヤタイ通り、とシーロム通りというメインの道路に高架電車 通称BTSが開通した。開通から約6年(だったよな)、初めはあまり利用者もなく空いていたのだが、いつのまにか満員電車に乗ることも多くなった。

タイ人の利用もかなり増え、(まぁまずバスがなくなったので仕方ないのだが)、今ではなくてはならないものになっている。


さて、このBTS日本の電車とはちょっと違うところがある。

まず第一に駅のホームナンバーがない。日本なら山手線は何番ホームということになるだが、タイの場合、線毎に番号がついている。

だからシーロム線はどの駅で乗っても「ナショナルスタジアム」行きが4番で、「サパーンタクシン」行きが3番になる。

まぁバスと同じ考え方だ。ルートナンバーと考えればわかりやすいだろう。


次に改札。これも日本の感覚とはずいぶん違う。

最近の日本の改札は基本的に開いいて何かあると閉まるという方式をとっている。

BTSの場合は切符を入れてから開きかなり急がないと閉じてしまう。

どれくらい早いかというと切符を入れて慌てて抜けないと引っかかってします。

これは初めのころよりも少し時間を長くしたそうだが、それでもやっぱり早い。

まぁ、タイ人、観光客含めてよく止まっている。

欧米(特にフランスやドイツ)の自動改札とシステムが良く似ているというかシーメンズなので同じシステムということだろう。シンガポールも似たような感じ。

これが欧米のシステムに限界なのだろうか。


さらに、券売機である。

これも欧米式なのだろうか。

まず、券売機の横のルートマップで自分の行きた所を確認。そこに書いてある数字と同じ券売機のボタンを押す。

そうすると、右上にある電光掲示板に金額がでるので、その下にある投入口にコインを入れる。

札は使えないので、窓口に行って両替をすること。

お釣りは出る。

で、この券売機の投入口に10Bと5Bしか使えないというシールが張ってある。

実は以前は1Bも表記されていた。ところが、1Bが券売機につまり故障するという事故が相次いだ。メンテナンスが大変ということで、開通から数ヶ月して1Bは使えなくなった。

その為その上にシールを貼って1Bを消してしまった。

はずなのだが、実は1Bは使える。もし詰まった場合、見つかったら怒られので絶対にお勧めはしないし、やめたほうが懸命である。


それと、BTSのホーム及び車内は飲食禁止である。

これももともとはなかったのだが、どうも、ホーム内や車内で平気で食べちらす観光客が多く(中国人?)禁止なった。

だから、もももとからBTSのホームの中には飲食を扱っている店がテナントして入っている。

ただやはり、飲食はダメ。持ち込む時は鞄や袋の中に入れて持って入る様にしよう。

手に飲みかけのペットボトルなどを持って入るのも禁止である。


ただ、車内でも携帯電話はOK。

うーん、この辺りがよくわからん。

2005/09/28

象がいない

夜バンコク市内の繁華街、つまり人が集まる所を歩いていると象に出くわす。

いきなり街の中に象がいたらそりゃ最初は驚くが、まぁなんともタイらしい光景ではある。

小象から大人の像まで色々で連れてきた奴らがバナナなんかを道行く人に売って、買ったほうはそれを象にエサとしてやる。そう、彼らはその売った金が収入になるのだ。

まぁ、なんともエー加減な商売と思っていたのだが、実は結構深刻な問題なのだとある時気がついた。


その昔、タイでは象を重宝した。田や畑を耕し、材木や物を運ぶ。

象を使う象使いはそれで収入を立てていたのだ。

ところが時代が変わり、田や畑には耕運機が入り、荷物の運搬はトラックが持ちいられるようになると途端に象の働く場所はなくなってしまった。

その結果、タイの象は今存続の危機に陥っている。


いや、そんなこたぁないでしょう。だって、各地に象園もあるし観光で食べていけるのでは?と反論をくらいそうだが、実はそういった施設で保護?されている象は全体に10%~20%程度らしい。

他の象は毒殺されたり山に放したりしてほったらかしになっているものも多いらしい。


で、このバンコクの象である。

バンコクから歩く事約5時間の村からやって来ているそうで、昼過ぎに村を出て、7時前にバンコク市内到着、11時頃まで果物を売ってまた5時間近い道のりを歩いて帰る。

たいした稼ぎにはならないだろうが、村にはそれ以外仕事もなく仕方なくこれを繰り返しているのだ。


はて、何処までが本当で何処までがお涙頂戴話かわからないが、彼らも象も生活に困っていることは確かである。

象をみたら、果物を買って与えてあげましょう。わずか20Bそこそこの話しです。

職業物乞いに金をやるぐらいならよっぽど有意義で、正しい行いだと思う。


ところが、ここ半年(いやもっとか?)街で象を見かけない。

聞けば、政府がバンコク中心部に象が入る事を禁止したらしい。

どうなっているのか?

このままでは象は本当に行き場をなくし、象園などの観光地にしかいなくなってしまう。

それでよいのだろうか?

象はタイの象徴的動物ではなかったのか?

なにか良い方法はないのだろうか?

例えば、タバコに象保護税をかけると。(いやタバコの販売促進になるからだめか)

そのほかにも、水やお菓子なんかにでも1%とは言わない、0.1%でもよいからそういう税金をかければそれだけでも助かる象が多数いるはずである。

なんか、数年して象が絶滅の危機あるといって大騒ぎするような気がするのが私だけだろうか。

2005/09/27

食べ物は残す

タイのレストランで食事をすると、少し残っているのに直ぐに下げられる。

「まだ、食べたいのに!!」

とおっしゃる方もいるようだが、これは決して店が意地悪をしているわけでない。

これはタイの風習である。(と思う)


私も初めは不思議に思った。

例えばタイ人と三人で食事に行くとする。するとどう考えても食べ切れにだろうというくらいのオーダーして結局食べきれずに残してしまう。

量が残ったものは持って帰ることも出来るが、一口、二口残ったものはそのまま残すことになる。

というより、必ずちょっとお皿に残すようにしているのだ。

どうも、残すことが美徳のようなのである。

これもいろいろケースがあってこれといった理由はよくわからないのだが、田舎のレストランでは1.5人分くらい頼んで0.5人分残すのだという。

なぜなら、残ったものがレストランの従業員の賄いになるというのだ。

まったく「?」で何なのかわからなかったが、聞いて見ればそこはとても田舎で客が1日に数組しかこない。

値段はバンコクの中流レストランよりちょっと安いかくらい。

だが、この辺りの人間の稼ぎでは到底払える値段ではないとのこと。

でもなんとなく観光客や街からの客が来て成り立っているらしい。

だから、

客側が施し?(余り言い言葉ではありませんね)をするのだという。

本当かどうかは結局わからなかったが確かにそういう面があることは否めない感じだった。


また、バンコク市内のレストランでは、金持ちは残すものだという奴もいた。(彼は確かに金持ちだ)

まぁ、屋台とかではあまりないし、若い人は、「浪費をやめましょうキャンペーン」もあってのことかそういうことはないようだが、やはり年寄りの方はそういうものだという。


タイではないが中国では招かれた客が主が用意した皿の料理を食べきることは失礼にあたる。

もてなす方は食べきれないほど料理を用意するというのがしきたりだし、招かれた方は感謝の意味を込めてもう食べきれないほどもてなしていただきましたというため料理を残す。

決して、これが美味しかったからと一皿だけ食べきると言うのも無粋なことらしく、どの料理も美味しかったという感謝を表すために料理も同じ様に食べるのがマナーとされている。


タイも中国人が多いからそういう習慣があるのではないかと思う。

なんせタイの中国人は金持ちばかりだから。


これは、レストランなどでも同じ様におこなう。

中国では割り勘というのはほとんどない。お金を持っている人が払うのだ。

だから払う人がもてなすほうで、奢られる人がもてなされる方ということになるだろう。

これはタイでも同じ。金を持ってる人が奢るのが当たり前なのだ。

それと、中国ではレストランで皿の料理をタイ上げるのは下品な行為だそうです。

ご注意を。


まぁ、習慣として捕らえましょう。

腹立ててもしかたないし、日本の常識は通用しません。

2005/09/26

あれだけ言ったのに

昨日、知人から電話がありました。

「助けてくれ、何言ってるのか判らない」

彼は、タイ語も英語もだめな人です。でも仕事の関係で年に数回バンコクに行く事があり、今回も仕事で昨日入国したのです。

で、何処から電話してきたかというと空港から。

彼には金曜日に私のGSM携帯とオレンジのSIMカードをセットにしてレンタルしました。

その時にタバコの話しを重々したのですが、どうも真面目に聞いていなかったらしいのです。

いつものつもりで5カートン持ち込んで、止められたらしいのです。

で、空港職員が何をいうのだが英語もタイ語もわからないので慌てて電話してきたということらしいです。

様は、放棄は出来ない。罰則金を払ってもらうとの内容でした。

罰則金の金額は12000B(約3万6千円)だとのこと。(タバコ一箱について300B?)

結局どこかに払いに行けということだそうです。

あれだけ言ったのに。お馬鹿さんなんだから。


で、その彼の横で、新品のノートパソコン持ち込んでつかまってた奴がいるそうです。

えっと、以外に気にしていませんが、本来、ノートパソコンや携帯電話を持ち込む時には個人使用であることを証明出来るものが必要になります。

サイン済みの保証票でもOKのようですが、本当は税関等に事前に届け出て証明書を発行してもらうのが建前だそうで。

私もそんなことやった事ありませんが。

まぁ、私の場合、鞄の中にいれているし、いかにも使っているノートパソコンですので、タイ国内で販売目的で持ち込んだという風に見られることはあまりありません。

ただ、新品のパソコンなどを持ち込む場合は、出来る限り正規の手続きを踏む事をお勧めします。

それと、携帯電話。

ここでも書いていますが、ボーダフォンで3G携帯を買ってSIMロック解除をしようとしている方。

もともとSIMロック解除自体が法律的にグレーな部分であるのですが、販売して金儲けしようとしている方。

基本的には法律違反だということを書いておきます。

特に携帯などの通信機器やコンピュータは持込の出来ない国もあります。

タイの場合、個人で使用するものに限ってはOKですが、販売目的等で持ち込んだのが見つかれば、密輸入及び、規制商品の持ち込みで捕まります。

持ち込みはあくまで自分が使用するものに限りOKです。

また、自分で使うからといって何台も携帯を持って入るのも引っかかる可能性があります。

私も何回か止められて、「これは日本オンリー、これは仕事用、これはプライベート用」と説明したことがありあります。

まぁ、全部新品じゃないのでOKでしたが、箱に入ったままの持込などは捕まればかかなり高額の罰金が科せられるはずです。

まぁ、そういうあやしい商売は止めたほうがよいということでしょうね。


で、私の友人は今日、通訳と一緒に罰金を払いに言ったそうです。

ご愁傷様。

2005/09/25

タイの常識。非常識。

さるホームページで見かけたのでちょとご紹介。この方、日本のコンピュータ業界で働いていらして現在は早期リタイアしてチェンマイに在住されている方です。
私とは違って非常に真面目な生活をされていますので参考になることが沢山書いてあります。

今回はその中から欧米人向けに配られている無料情報誌に載っている内容をご紹介します。

下記の内容は、チェンマイ市内で頒布されている欧米人向けの無料情報誌 WHAT'S On CHIANGMAI(Free Copy)から全て引用(意訳)したものです。
そのため、日本人の立場からしたら????と思われる記述もありますが、ご参考までに。

・タイ人は、頭が最も神聖な体の一部だと信じています。それゆえに、タイ人の頭に触れることを控えて下さい。足は、最も卑しい体の一部とみなされています。
テーブルの上にあなたの足を置いて休める、あるいは、あなたの靴を置かないで下さい。
そして誰かの方向にあなたの足を向けないで下さい。

・タイ人は、彼らの宗教を強く信仰しています。その為、寺院へ肌を露出する服装で入ったり、仏像に登ったり、靴を脱がないで寺院に入ったりしないで下さい。

・伝統的なタイ国の挨拶は、“wai”です。それは、顎の前で手を合わせます。“wai”は年下の人、または、地位の低い人から先に行います。

・王族は深く愛され、また敬われています。冗談でもそのメンバーの悪口を言わないで下さい。
<2003/07/25>タイランド在住の日本人が、不敬罪で有罪判決を受けました。

・公衆の面前で、異性間の愛情の表現を行ってはいけません。また、上半身裸で日光浴を行ってはいけません。

・タイ人は非常に西洋人を尊敬し、そして、ある人々は、あなたに対し彼らの英語を実際に使ってみるかもしれません。あなたに対して年齢、給料、結婚、地位についての質問に気を悪くしないで下さい。彼らは、悪意があって行うのではありません。

・“Sanuk”は、おもしろく、楽しいそして喜びを与えるすべてについて述べているタイ国の単語です。これは、言い回し“mai pen rai”(全く気にしない)と同等です。これらの言葉は、この国であなたの滞在の間にあなたの心に留めるべきです。


<個人的補足説明>
上記にて”・・非常に西洋人を尊敬・・”という点に注意。尊敬しているのは外国人ではなく西洋人(欧米人)なのです。その為、西洋人が非常識なことをやっても容認されるケースでも、われわれ東洋人(日本人)が同じ事を行うと軽蔑の目で見られる場合があります。
逆に、われわれ東洋人が良い行い行っても当然だろうと思われるケースが、西洋人の場合は絶賛される場合があります。(との事・・ チェンマイ在住のH氏談)。

公共の場(駅のプラットホームや映画館等)でタイの国歌が流れる場合があります。その時は、たとえ観光客でもその場で立ち止まり他の人々と同様に国歌が終了するまで黙祷をしてください。
映画館などの場合は席から立ち上がり、同様に黙祷をしてください。

お坊さんに対して、観光客でも尊敬の念を持たなければなりません(例え子供のお坊さんでも)。
また、女性がお坊さんに触れるのは、偶然でもご法度です。女性の方は、十分に気をつけてください。

貴方の誕生日は?
ある程度親しくなってくると、タイ人の知人からこのような質問があるかもしれません。そのような時、一般的に日本人は自分の生年月日だけを答えますが、改 めて誕生日の曜日も尋ねられる場合があります。私の場合、タイ語の先生から尋ねられて判らないと答えたところ、”自分に生まれた曜日も判らないなんてお馬 鹿かしら?”という顔をされてしまいました。
タイでは、自分の生まれた曜日を知らないという事は考えられない事です(例え、生年月日が判らなくても)。何故なら、お寺で拝んだりお布施を捧げる場所は、誕生日の曜日毎に分かれています。
その為、自分の生まれた曜日を知らないと、お寺へタンブン(お布施)に行った時に何処で拝んだりお布施を捧げたら良いか判らない事に成ってしまいます。ちなみに、タイランドの公式の暦は仏暦(ポー・ソー)です。誕生日を西暦ではなく仏暦で答えるのも良いかも。
仏暦は、西暦に543(コヨミ、暦)を加えた年となります。 例 西暦2003年 = 仏暦2546年

観光客の日本人女性が厚底の靴を履き、色っぽい服装で夜の街を歩いていると、街の娼婦と間違われてしまいますのでご注意。
また、公衆の場で女性がアルコール類を飲む事は殆どありません。
家庭内や、自室ではどうか分かりませんが。
その為、女性達だけでカフェや バー・ビアでお酒を飲んでいると同様に街の娼婦と間違われてしまいます
逆に言えば、そういう方は娼婦の可能性が高いです。引っかからないように、くれぐれもご注意を。

タイでは、知識階級の人は一般的にタバコを吸いません無論、例外の人もいますが)。
その為、喫煙者は(私も含め)軽蔑の目で見られます
また、タイランドではタバコのポイ捨ては罰金刑となります(特に外国人観光客がターゲット)が、さらに最近、冷房のしている場所では法令で原則全面禁煙(駅、レストラン、食堂、喫茶店等)になりました。
冷房している場所でタバコが吸えるのは、バー、又は自宅、ホテルの自室位。違反すると、お店、及びタバコを吸った本人は多額の罰金となります。
タバコを吸う場合は、周囲の様子、及び灰皿があることを確認するように。

タイランドでは、信号機のある交差点では左折専用の信号機がある場合を除いて常時左折可です。
その為、歩行者が青信号になったので歩道を渡ろうと思っても左折車が常に突っ込んできます。
信号機が無い場所では、さらに当然のこと。
日本と異なりタイランドは車優先の社会なので、歩行者のために車やバイクが止まってくれるなどと思わないで下さい。
実際、自分が運転している最中に歩行者を見かけ一時停止しましたが、後続や左右の車が止まってくれないためにかえって歩行者に危険な目に合わせてしまった経験があります。
複数台の車やバイクが走ってくる場合は、歩行者が横断中でもまず止まってくれないので十分にご注意願います。
また、ここチェンマイでは、ノーヘルメットで3~4人が1台のバイクに乗って走っているケースが珍しくありません。
このようなバイクの前を無理に横断し、バイクが止まりきれずに横転して人身事故を起こすケースも良く見かけます。
バンコク市内は良く分かりませんが、チェンマイ市内では以下のことは日常茶万事です。
その為、観光に来た方がレンタルバイクなどを借りて運転することはお勧めできません。
実際に、観光に来た若い日本人がタイランドで交通事故を起こし、手足を骨折して日本に帰ったり、病院に入院した人の話をよく聞きます。
方向指示器を操作せずに突然に右折、又は左折
(バイクの場合は約5割位、車でも相当数)
方向指示器の点灯しっ放し。
あるいは、必要以上(100メート以上)も前からの方向指示器点灯。
後ろから走って来たバイクが、方向指示器も操作せずに左側から目の前を横切って右側レーンへの急激な車線変更。
同様に右側から左側への急激な車線変更。
一方通行道路の逆走。
(道を知らない観光客が多いが、一方通行が多いために地元の人も故意にやっている)
渋滞中の車の間を右へ左へと縫って走るバイク、あるいは横断歩行者。
信号にて停止線の前で停車中に、後ろから反対車線、又は左折専用の車線を走ってきて追い越し、目の前の歩道や更に交差点に入って止まるトゥクトゥクやバイク。
特に、バイクはごく当然のように振舞っている。
突然停止したり発進するソンティオやトゥクトゥク。
夜間の酒酔い運転。
(観光客が圧倒的に多いが、現地の人や、現地在住の日本人も)
二重、三重の違法駐車。
同一道路(車線)を混在して走るスピードの異なる車両。
手押し車、車椅子、リアカー、リクシャー、自転車、トゥクトゥク、乗用車、バイク、大型トラック、観光バス等、ありとあらゆる種類の車両がチェンマイ市内の同一車線を混在して走っています。
<2004/05/20>
最近、チェンマイ市内(特にお堀の周囲)に歩行者専用の信号機が沢山設置されてきました。
しかし、歩行者専用の信号が青になったからといって直ぐに横断するような危険なまねは絶対にしないこと。
必ず、停車するかスピードを落としていることを確認後に横断してください。
また、既に横断者専用信号が青になっている場合はとても危険です。
車やバイクは、信号が赤になったばかりの時は一応止まろうかなという様な素振りをしますが、赤になっていても横断者が見当たらない場合は赤信号を全く無視 しています(私の場合は赤信号なので止まろうとっしても、両側から車やバイクがどんどん追い越していくので、結局は危険防止の為に赤信号を無視せざるを得 ません)。
タイ人の友人に聞いた話では、チェンマイでは運転免許証が容易に取得でき(極端に言えば運転できれば良い程度)、日本のように交通法規や交通マナーの教育は無いとの事。
とにかく危険がいっぱいで、道路事情を知らない旅行者には絶対に自分で運転することはお勧めできません。

それにしても、普段のタイ人はとても穏やかなのに、バイクなどに乗っているタイ人(女性も含む)の交通マナーは最悪!!



ということだそうです。
ちょっと重要と思う所は私が下線および太字など加工しました。
ご参考に。

2005/09/24

タイのタバコ規制その後2

バンコク在住のsiam_breezeさんのタイとPDAとモバイルと によると、かなりタバコの持ち込みは厳しいようです。
特に免税品の袋を持っている日本人を狙い撃ちとのこと。
西洋人やタイ人は素通りだそうです。
この間書いた様にアンダーテーブル(袖の下ですね)も通じませんし、破棄(その場で捨てる)というのも通用しないようです。
しばらくなのか慣例かされて行くのか取り急ぎまず年内は難しいでしょうねぇ。
なぜ日本人だけ狙い撃ちされるかというと、まずタイには白人至上主義があって、白人に声をかける時は必ず「サー」ですね。日本人の場合は「ミスター」と言われる事が多いです。
人によると「サー」と呼ばれた事がないそうですが、私はいつも空港では「サー」の確率の方が多い様な気がします。
私の場合、どんなに暑くても毎回ダークスーツを来ていくのですが、でも日本のビジネスマンはほとんどそうだと思うし、なんか怖いんだろうか?
で、話を戻すと、白人至上主義なので黒人などもちょっと優遇されまさす。
中国人は逆らうと怖いので逆らわない。(何処で上と繋がっているかわからないですからね)韓国人はどうなのだろう?
で、日本人はあんまり文句は言わないし、言うのはその場で文句言っても無視すれば終わりだと思ってる節があります。
以前、タイ航空でダブルブッキングにあった事があって、非常に彼らの対応が悪かったことがあります。ダブルブッキングは私だけではなく他にも何名もいた様なのだけど、その時も西洋人優先。
話方も態度もあまり違うので、ちょっと切れてのだけど、知らんぷり。
捨て台詞として弁護士から抗議を入れるといったのだけど、それでも無視。
腹がたったので、対応したスタッフの名前を全部聞いてチェック。日本に帰ってからすぐに友人の弁護士経由でタイ航空に抗議文(日本語と英語)を提出。
さすがに慌てたのか、4日後にDHLで謝罪文とアップグレード券が2枚送られてきました。
そこまでやるかと思うかもしれないけど、それくらいやらないと抗議とは受け取られないのが現状です。これはタイに限らず外国にいけばどこも同じ。日本人は 抗議しない人種なのです。ただ抗議する時は匿名はだめですよ。きちんと名前と連絡先、海外の場合は弁護士経由で抗議するのが一番です。
名乗らない人はクレーマーですからね。ご注意を。
それと抗議はその場で必ずすること、そしてこれは抗議である事を明快に伝えて、伝えた相手の名前を聞き出す事。抗議文はそれからです。

もう一度話を戻すと、なぜタバコに関して日本人が狙われるのか?
実はタイだけではない。どこの国に行っても日本人は狙われます。
大きな理由は日本人の喫煙率にあります。
先進国としてはトップ、世界的に見てもトップ3に入る喫煙率なのです。
先進国は喫煙しないというのが世界の常識?
なのに日本人はとんでもない喫煙率。
世界中の知っている常識です。
だからターゲットにされっるのでしょうねぇ。
これからタイに行かれる皆さん。例外はありません。
タバコは1カートン(200本)までです。
厳守してください。

2005/09/23

バンコクの新空港

当然、知ってる人も多いと思いますが、バンコクに新しい国際空港が出来ます。
名前はスワンナプーム空港。
この空港本来なら今年9月に開港の予定でした。が未だ開港せず。
今の予定では来年6月の予定だそうで、たぶん6月9日のプミポン国王陛下即位60周年記念日に合わせて開港するのではないかとの話です。
ちなみにこのプミポン国王即位60周年記念式典には日本からは天皇・皇后両陛下が来タイされる予定だそうです。
タイの場合こういった王族の記念日に何かを始めるというのはケースは多く見られます
で、この新空港今のドムムアン空港の5倍の大きさらしくアジアのハブ空港としての狙いがあるのでしょう。
で、新しい空港が出来ると問題になるのがインフラですね。
今マッカサンから新しい高速道路が建設中だったり、新しい高架電車の線が出来る予定があったりします。
が、特にこの今のBTSとは全く別の路線で、アソークでBTSと地下鉄の乗り換えになるらしいです。
この高架電車もドイツと日本そして中国が競合して結局ドイツのシーメンズが勝ちました。
どうしてODAで巨額を援助しているのにこういう入札が取れないのか?
なんだかおかしい気がするのは私だけでしょうか?

2005/09/22

タイのタバコ規制その後

何度か、タバコの話しを書いたが、いよいよ明日24日からタイコク内でタバコの陳列販売が禁止されるようだ。

というか、良くチェックさせていただいている在タイの方のBlogを見ると既に19日の時点で陳列を止めている店もあるらしい。

で、どういう販売方法をとるかというと、例えば「マールボロのメンソールをくれ」というと、引出しの中から出してくれるという販売方法らしい。

実際にバンコクにいないでどうなのかわからないが、どのタバコを扱っているかポスター等のPOPもないのだうか?

もし、ないのなら基本的に言葉が通じないと買えないということになる。タイ語や英語が苦手な人にとってはタバコ一つ買うにもストレスのかかる作業になるだろう。


それなら日本からタバコを持っていけばということになるのだが、これは以前に書いた様に非常に厳しくなっている。未確認情報だが1カートン以上に持ち込み関しては非常に厳しい取締りをしているとの噂もある。

アンダーテーブルも一切通用しない。

当然、先進国になろうという狙いがありタバコに関して厳しくなっているという事もあるのだろが、どうも在タイの方々の話しを聞いていると、アンダーテーブルそのものの規制といった感じのようだ。

ラジオの政府広告でも「アンダーテーブルを止めよう!」としきりに連呼しているらしく、最近は、交通違反のアンダーテーブルも通用しない事があるとタイ人が言うらしい。

タバコだけではないのである。警官というか公的機関の不正そのものの厳しき取り締まるというのが目的のようだ。

しかし、アンダーテーブルで成り立っているような国が本当にちゃんとそういった取締りが出来るのだろうか?

結局は鳴かされのは庶民だけなんてどこぞの国と同じにならないようにしてほしい。

2005/09/16

バンコクで日本料理?

普通旅行者がバンコクに行けば、あまり日本料理を食べる事はない。わざわざタイくんだりまで来てなんで日本料理なんだという人もいるだろう。


ところが、世の中にはタイ料理が苦手な人も多いし、食べられるけど三日続けてはという人もいるだろう。


そういう時に食べたくなるのが日本料理だと思う。




バンコク市内には色々な日本料理店がある。


私 が時々行く店の一つにインターコンチネタルホテル(旧ロイヤルメリディアン)の地下の「日本亭」がある。有名店だが、ここは単品を取ってお酒を飲むと結構 なお値段になるのだが、何故か夜も定食もあってこれだと結構リーズナブル。200Bくらいからあって、種類もある。味もそこそこ、タイ人向けの店とは違い ちゃんと日本食が出てくるし、香の物にキムチが出てくることなどない。




同じような感じだと、シーロムの「天ぷら味里(だったけ?)」なんかも夜はそこそこするけど、昼は非常にリーズナブルで食べられる。


今もあるかどうかは知らないが、私はいつも「天ぷらセット」を注文する。確か170Bだったと思う。ある人にこの店を教えてお勧めは「天ぷらセット」と言ったのだがメニューになかったので注文しなかったと言われた。


何も考えずに頼んでいたのだが、実はこの「天ぷらセット」メニューにないとのこと。まぁ、常連さんへのサービスメニューの様なものらしい。かといって誰が頼んでも問題はありません。




もう一つはタニヤプラザの「菜の花」。


ここは大阪料理とうたっている。結構ちゃとした料理をだすので、日本食を恋しい在タイ日本人や駐日経験のあるタイ人などを連れていくことがある。ちょっと高めかな?




ここまではどちらかといえば高級店?まぁ、200~300B(600~900円くらい)程度で食べられるのだから日本の物価から考えれば安い店である。まぁ、タイ人の感覚だと日本円の2000~3000円といった感じだろうから高いことは高い。


3000円の昼食など普段使いは出来ない。でもバンコクなら可能である。


ただ、日本の感覚で行くとリーズナブルな店だと思う。




それからもうちょっとリーズナブルということになると、タイ人向けの日本料理やだろうか。「OISHI」「ZEN]などなど沢山ある。


先ほどの「味里」のすぐ前にも「江戸屋」という店があって、ここはタイ人向けと日本人向けの中間だろうか。


タイ人向けだと何が違うかというと一番違うのは味付けである。タイ人好みの味付けは日本人が食べるとちょっと首をかしげるようなこともある。


店によっては、思わず叫びたくなる店も覆い。


ただ、ファーストフード世代の人たちは以外に首を傾げることなく食べられるようだ。


日本人の味覚は変わったのかもしれない。




その他は定食屋的な店もあって、スクムビットの「新潟」なんかが有名である。


日本人のおかーさんが目を配っているので、お店も清潔な感じで味も日本の定食屋って感じの味だ。




蕎麦やもうどん屋もある。うどんやは「歌行灯」なんかが有名。エンポリアムや伊勢丹の中にあるんので見つけやすいだろう。




どこも、タイという日本とは違う土地で苦労をして味を出している。良く料理では水が違うなんてことをいうが、鳥や豚なんかも日本とは餌が違うし、味も違うようだ。日本の味を再現するのは大変なのだ。




で、もう一つ私がどうしてもタイで美味しいと思えない最大の日本料理。それは寿司だ。


タニアあたりにも日本の店の支店があったり、築地から空輸で魚を入れたりしている。


非常に努力をしてお店を経営されていることは頭がさがる。


決して不味い訳ではない。日本の回転寿司なんかと比べればはるかに美味しい。


が、やはり寿司は日本で食べたほうがよいと思ってしまうのは私だけだろうか。

2005/09/14

カヤン?

カヤンというタイ語がある。アルファベットで書くとkhayanだと思う。

意味は「勤勉」である。

一昔前にはタイでカヤンというのはどちらかという誉める言葉でなくと「くそ真面目」的な使い方をする事が多かったような気がする。ある意味「勤勉」であることは不思議に映ったのかもしれない。

ところが最近は「勤勉」であることは良いことである的風潮があるようだ。


たしかに、一昔前よりフットワークの良いビジネスマンも増えた。その背景にはBTSや地下鉄が出来た事で、渋滞から逃れた新しいビジネススタイルが生まれているからの様だ。

例えばメッセンジャー。日本ならバイク便や自転車便だろうか。海外の企業では職業として会社内にメッセンジャーを置くのはごく当たり前のことのようだ。

バンコク市内における彼らの足は大体がオートバイである。小回りが利くし渋滞に巻き込まれにくい。

それでもバンコクの渋滞はそのオートバイさえも走れないほど渋滞する。

ところがBTSや地下鉄を使えば、その渋滞さえ避けることが出来るので、利用するメッセンジャーも多い。

それと、若手のビジネスマン。携帯電話とパソコンを抱えてBTSや地下鉄で飛び回る。効率の問題だ。

それまでのタイでは考えられないほど彼らは行動派である。


こういった彼らの行動が当たり前になることで「カヤン」のイメージも変わってきたのかもしれない。

もちろんそれだけではないだろう。色々な要因が重なって言葉の意味、捉え方が代わっていくの何処の国でも同じである。


カヤンの反対語はキーキアット(Khii kiat:怠ける、怠惰な)だろうか。俗語ではマー(maa:犬)ということもあるようだ。タイでは犬は怠け者なのである。

私の印象から行くと、タイ人でも、北部の人間が打算的、東北部の人間は怠け者、南の人間は勤勉といった印象を受ける。

が、これも人によって違うようで、特にタイ人に言わすとまったく代わってくる。

北の人間は、東北は怠け者で、南のは気が強い、北はやさしいと言い、南の人間は、東北は怠け者、北は打算的、南はまじめと言い、東北部の人間は、北は怠け者、南はおおらか、東北は働き者なのだそうだ。

もちろん個人的な意見なので人によって違うと思う。これはあくまで少ないサンプルなので信憑性は低い。


が、面白いのは、北も南も東北を怠け者と思っているのに東北の人間は自分達を働き者という。


人やエリアによって考え方や感じ方も異なるだろうし、ましてや東北や南や北というのは生粋のタイ人ではない。その為、タイ語を学校で習うのである。

価値観や考え方が違っても致し方ない部分もある。


が、なぜか東北の人間は自分達を勤勉という。

しかし、私から見てもあまり勤勉には見えない。

何故か、よくよく考えて私なりに分析すると、東北の人間は勤勉であるが要領が悪いと言う事ではないかと思う。


一生懸命働いていても、要領の悪い人はどうも勤勉には見えない。

これは仕事の理解力、推進力など能力を問われることもでもある。

決して東北の人間にそういった素質がないわけではない。

ただ、タイにおいて貧しいエリアの多い東北部は教育も行き届いていないケースが多い。

要領というのは知的想像の産物だ。

知的想像の訓練がなされていない人には非常に難しいことなのだ。


一生懸命やっているが評価されない。まるで、日本のサラリーマンのようだ。

いや、日本のサラリーマンは能力があっても評価されない事もあるから、また別の次元の話しかもしれない。

2005/09/13

ポラマイ

ポラマイ。果物、フルーツである。
私はフルーツが大好きでなので、タイにいる時はよく食べる。リンゴ、マンゴスティン、マンゴー、パパイヤ、パイナップル、スイカ、ランプータン、季節によっては竜眼やライチも食べる事が出来る。
私はマンゴスティン、パイナップル、マンゴーが好きでよく買う。
そして何よりも値段が安い。大体キロ単位で買うのだが、フルーツによっては1キロで30B、40Bといったものも多い。
が、大きな問題がある。日本人は一人でマンゴーを1個食べるなんてことはあまりないし、マンゴスティンを10個も20個も食べない。パイナップルだって1個食べるなんてことはほとんどないのである。
が、タイでは当たり前の要に食べる。
路上でカットフルーツを買っても20Bでパイナップル半個分である。
何種類も食べたい私としては何を買おうか迷ってしまう。

で、タイ人はどうしているのか?
よく周りを見ていると、女の子でも結構な量のフルーツを食べる。で、そういう人を見ると食事の量が少ないことが多い。
どうやら、食事をするよりフルーツの方が安くてお腹が膨らむと言うことの様だ。
それがごく当たり前になっているので、誰かの部屋でフルーツを剥いてもらったりすると、
「サパロット(パイナップル)は食べる?マムアン(マンゴー)は食べる。YUKIはマンクッ(マンゴスティン)も好きでしょ?」
とフルーツ攻めにあう。
日本人に取ってフルーツは高価なもの?なので、そんなに大量に食べる習慣がない。そんなに大量のフルーツを食べ慣れていないので、甘さと水分ですぐにお腹が一杯になる。
その後に、食事をと言われても入る訳がない。
まさしく、お国変わればである。

いや、フルーツは大好きなんです。はい。

タイの水

タイの水道水は飲めない。
いや実際には浄水施設もちゃんとあって、水道局は常に新鮮?で生活な水を送り出しているらしい。
しかし、飲めないのである。
その理由は、水道局から家庭の蛇口までの間の問題である。
まず、水道管が安全ではない。何時付けられたのかも判らないし、整備もほとんどされたいないらしい。といいながこれも水道局が管理している部分はちゃんと整備されている。
じゃぁ、何処が駄目なんだよ!!とお怒りの皆さん。
問題は水道局を離れた部分から始まるまる。
アパートなどでは敷地まで水道局が水道管を引いて来る。そこから後は敷地の所有者の問題である。
特に高層の建物などは、フォールダウンタイプの水道が多く、まず屋上のタンクまで水を上げる。
ここで、問題発生。このタンク日本なら1年に2回程度チェック、洗浄することが義務づけられとり、飲料水として認可されないと水道がストップしてします。
ところが、タイでは何時チェックしたのかも判らない。反対にいうとチェックしていない。
衛生的に問題として、決して清潔な水とは言いがたい。
が、毎日使う生活水なので飲む以外なら手を洗ったり体を洗ったりするのにはまず問題はない。

そのため、タイではミネラルウォーターが中心である。
何処の家に行ってもミネラルウォーターが冷蔵庫に置いてある。まぁ生活レベルによって冷蔵庫がなく、その代わりに徒歩圏内に雑貨やというか水や氷、お菓子などを売っている店がある。
冷蔵庫代わりだから、10メートルおきに店があっても商売が成り立つ。
そして店が至る所にあるので冷蔵庫を買わないという生活レベルのタイ人もいる。

水は買ってもさほど高いものではない。
のだが、ここでも我々過保護に育った日本人の胃腸に合わない水がある。
まぁ個人差はあるので、大丈夫な人も多いのだが、水を買う時も気をつける事は、まず一番安い水は買わないこと。ペットボトルではなく半透明のボトルに入った1Lで6Bか8Bくらいの奴である。
タイ人はよくこれを買うが、どうもミネラルウォーターとは言いがたいようで、水道水を浄水器にかけている感じだ。実際はどうか知らないが、これを飲んで調子が悪くなる日本人が多い。
わずかな金をケチって体調を崩してもしかたないので、ちゃんとしたミネラルウォーターを買いましょう。
よくあるのはシンハこれはシンハビールを作っている水と同じもの。レストランなどでガラスの瓶で出て来るとほとんどシンハである。面白いにはローカルエリアにいくとシンハではなくチャーンになる。要はのレストランに入れているビールの銘柄で水が決まるということである。
日本人はタイのビールというとシンハビール(タイではビヤシンといい、最後のハは言わない)を思うようだが、タイで一番売れているビールはチャーンビール(ビヤチャーン)である。
チャーンはもともと労働者のビールである。数年前まではバンコクの観光客が行く様なレストランでは置いていなかったし、ないのかと聞くと「そんな下品なもののむのか?」といった感じで鼻で笑われたものである。
その他にもいろいろと水が売っている。中には軟水、硬水がが入り交じっているので自分にあったものを選ぶことをお進めする。
タイの水は硬水が多いらしい。
硬水は飲み慣れないとまず、調子が悪くなる。そうなると遊びどころではない。タイに行って覚えているのはトイレだけというのはちょっと悲しい。
お腹の弱い人は、正露丸と下痢止めを両方持っていった方が良い。二日目の夜か三日目の朝からというのがよくあるパターン。正露丸はあの苦い奴を。要は消毒剤である。それで駄目なら下痢止めの出番だ。これも1日2回タイプがおすすめだ。

2005/09/10

キトゥン~

「キトゥン~!」
そう言われて僕の横に座っていた男がニタニタと男は笑った。
女はニコニコとしながら男の腕を掴む。
「おお、元気だったか~」
男はそう言ってさらにニタニタと笑う。
「いや、こいつねぇ、甘えたで」
男はにやけた顔で僕にそう言った。

タニヤあたりでよくあるオヤジさま達の光景である。

「キトゥン」という言葉、「恋しい」という意味だ。
「確かに恋人に会えなくて恋しい」にも使う。
が、タイ人は「キトゥン」を連発する。
親に会えなくて「キトゥン」、兄弟に会えなくて「キトゥン」、友達に会えなくて「キトゥン」。
恋しいの恋しいは人恋しいの意味や懐かしいといった意味も含んでいる。
というより、そっちの方がよく使う。

例えば、若い女性が仕事が早く終わって部屋に帰って来ると、まだルームシェアしている同居人が帰ってきていない。そこで同居人に電話して「キトゥン~!」である。
つまりそれほど大きな意味を持たないケースが多い。
恋人に会えない時は「私は可哀想」と言う女性が多いようで、「キトゥン」はどちらかと言えば、もっと軽い感じみたいだ。
「田舎が恋しい」とか、「田舎の母親が恋しい」というのはどちらかと言えば懐かしいとか慕うといった感じの様な気がする。

で、上のタニヤの例である。
決して恋人が来て「恋しかったわ」と言っている訳ではない。
日本の飲み屋で「あら、ターさんお久しぶり!」と言われるのと一緒である。
が、言葉の魔力だろうか。タイ語で「キトゥン~!」と言われると、なんかその気になってしまうのだろう。
男って奴はよ~!って、俺も男か。

2005/09/08

物欲・ぶつよく・ブツヨク


出てしまったiPod nano
同時に今日sonyが新しいウォークマン「Aシリーズ」 を発表。
どちらもなかなかの質感うーん、物欲が!!
と思っていたが、Yahooのニュースで見たウォークマン なんかHPと質感がかなり違う。
なんか安っぽい。なんでこうなるんだ。
iPod nanoは早速大阪のアップルストアでチェックしてきましたがこちらは写真通りの質感。
真っ赤なマカーの私としたは(自分で書いてて意味判らん)物欲がブツブツ?と沸き上がって来る。

先日も同じことがあった。
auから新しく発売されるソニーエリクソンの携帯のモックアップを見た時だ。
HPで見た限りはかなり良い質感なのだ。
ところが店で見たモックアップはなんだか安物っぽい。
買い替えようと思っていたのだが、なんか物欲が萎えてしまった。
うーんソニーグループさんどうなってんの?

たばこ!!!!

さる方のブログで、タバコ6カートン持ち込んだ日本人出張者がドンムアン空港で罰金を請求されたらしいです。
駐在経験もあるその方はアンダーテーブルやタバコの破棄を試したようですが両方とも受付られなかったそうです。
罰則金はなんと、約15000B!!
支払いはバンコクの指定場所まで行かなければならないそうです。
うーん、この金額はなんなのでしょうね。
まぁタイの場合車の関税が300%とか訳の分からないことがありますから、贅沢品と見なしてそれぐらいの罰金を課せられたかもしれません。

昔からタイはタバコの持ち込みに緩やかでした。
私も6箱近く持ち込んだ事もありますし、見つかってアンダーテーブルで済ませてこともあります。
アンダーテーブルとは袖の下のことですね。大体300Bから500B払えばそのまま通してもらいました。
それに、税関で止められて検査機にかけられても「タバコだ」と言えば「ああ」で終わるケースがほとんどでした。

ところがここ来て急に厳しくなったようです。
一昨年の11月からの禁煙に始まって、この間紹介したタバコのパッケージの写真、店頭での陳列禁止といった一連のタバコ条例にくわえて今度は税関の強化。
タイは、先進国家になるべくタバコに対して厳しく取り締まる方向をしめしているようです。

ちなみにタイへのタバコの持ち込みは“1カートン(200本)”です。

日本は2カートンまで持ち込み可能ですが、諸外国では持ち込みのタバコは1カートンという国が多いらしく、非常に珍しいことなのだそうです。
実は日本でも海外で購入したタバコはOKなのですが、日本の空港の免税店で買ったタバコは1カートンしか持ち込めないそうです。よく理由はわかりませんが、たぶん日本で製造されたタバコは免税というだけで海外品という扱いにはならないからなのではないかと思っています。

たまたま、最近私はタイにいる時にタバコを吸わないことが多く、最近は1カートン持っていっても吸わずに持って帰ってくるケースが多くなんとかなりそうです。

しかし、これからタイへ行かれる愛煙家の皆さん。非常に残念ですが気をつけてください。
もしくはタイの不味いタバコで我慢してください。
いっそ、禁煙しますか?

2005/09/07

タイマッサージ

タイマッサージは有名なので特に書くことはないかと思っていたのですが、最近ネットでいくつかのHPを見てふと思ったので書くことにした。

ただし、ここで書くタイマッサージはスペシャルマッサージなどない真面目なマッサージのことである。

スペシャルのあるマッサージというのは要は風俗なので、マッサージの上手い下手というよりは女性のレベルの問題になり、マッサージというにはおこがましい。まぁこれも好みが分かれるところなのだろうが。


HPを検索すると色々な人がタイマッサージについて書いている。

非常に興味深いし、情報としても使えるものが多い。

だが、実際の店の名前を上げて評価を書いているHPなどを見るとちょっと疑問を持たざるえない。

もちろん主観として書いているので全てを鵜呑みに出来ないものだとういうことは理解している。

が、自分に好みでないものは全否定的な風潮があるのも確かだ。

まぁ、それはマッサージの情報に限ったことではないのだが。


非常なコリ性の私はマッサージが大好きである。

特にタイマッサージはゆっくりと2時間、3時間と受け、いびきをかいて寝るのが得意技?だ。

バンコクにも何店か良く行く店があり、この店ならこの人と決まっているケースが多い。

まぁ、トドのようにドテッとした巨体に加えてカチカチの筋肉を持つ私は、どちらかと言えばマッサージ師から嫌われるのだが、その中でも「仕方ないわね」と快くマッサージをしていただける方が専任マッサージ師になるようだ。

といいながら、一人ではやはり大変なのか、大体二人がかりでマッサージしてくれることが多い。なのでチップが二人分いるのでちょっと困るのである。


まぁそれは良いのだが、マッサージという奴は客とマッサージ師の相性というのがあるようだ。

ある人が推薦のマッサージ師でも自分には合わないといことは多々ある。

だから、ある店に行って良くないと思っても、同じ店でマッサージ師が変わるととても良かったというの事もよくある事だ。


確かに、上手いマッサージ師のいる店には上手いマッサージ師が集まるようだが、これも相性があるのでその店に合わないということもある。


ところが、店の名前を出して評価などをしているホームページはこのあたりは一切考慮されていないものが多い。

大体が旅行者が多いので、何度も通ってから判断するということは不可能なのは判るが、誤解を生む表現も多く、読んでいて納得できない部分も多い。

こういったもはあくまで参考にとどめておくのが良いような気がする。

結局、良いか悪いかは自分で体験して判断するしかないのだ。

まぁ、なんでもネットの情報を鵜呑みにするのは駄目だということだろう。

特にデータではなく個人の感想は。(私のBlogもしかりである。間違いや独断と偏見も多いはずだ)


皆さんもタイマッサージの通いたおしてお気に入りの店を見つけてほしい。

2005/09/05

たっ、たっ、たばこ!!!

と僕の友人が叫んだ。
場所はBTSのプロンポン駅の改札を出たエンポリアムの入り口の前だ。
彼はタバコを吸おと胸のポケットからタバコを取り出し一本加える。
僕は思わず彼の加えたタバコを取り上げて
「灰皿がない」
と言い放った。
彼は辺りをキョロキョロして灰皿を探す。がここには灰皿はない。
以前はこの前に灰皿があった。が今はない。そう、タイは禁煙国家になってしまったのだ。
街中は言うに及ばず、レストランやカフェなど建物の中にある所はほとんど禁煙である。歩きタバコももちろん禁止である。
で、何処でなら吸えるかというと、オープンエリアのあるカフェ、お酒を出すバー、(ただし食事メインのレストラン、居酒屋などはだめ)、それと一流ホテルのロビー(これも駄目になったのかな?)や、建物外にある灰皿の前である。
居酒屋などでは二階の部屋ではOKと言う店も多いが実はこれは違法。

日本人は喫煙率が非常に高い。日本では男性より女性の方が喫煙率は高いのである。
が、まぁそれは置いておくとして、私の友人にもタバコが吸えないと駄目といいう人が沢山いる。
実は私もタバコは吸う。昔よりは数量は減ったが、それでも日に10本程度は吸っている。
ところがタイにいるとほとんどタバコを吸わない。酒を飲んでも吸いたいという気分にならない。
そんな時、「あぁ、やっぱり日本にいるとストレス溜まってんだ」と思ってしまう。

だがこう言いのは特例らしい。
普通は常用性があってやめることが出来ないようだ。
タバコは毒である。そんな事は分かっている。けどやめられないのがタバコなのだ。

タイは先進国を目指している。そのためなのか近年タバコに対して非常に過敏な反応を示している。
隣国シンガポールが禁煙国家として成功していることもあり、過激とも言える禁煙キャンペーンが行われている。
例えばタバコのパッケージにはちょっと日本では考えられないほどの過激な写真が掲載されている。
ちょっとためらったが、こちらたばこ禁煙に向けてのHP から拝借した。
このHPにはタイ以外の国パッケージも載っているので興味にある方はどうぞ。結構過激です。
この写真がパッケージ50%を以上で掲載されている。
その写真の載ったパッケージがコンビニなどで並んでいいるのである。
見ていていい気持ちのものではない。
さらに、タイ保険省は今月24日から小売店でタバコの陳列を全面的に禁止するという。
これには世界第一位タバコ会社フィリップモーリスが保健省の措置は過剰なもので、タバコ業界に打撃を与えると指摘し、シンガポールでは、各銘柄についてパッケージを1個ずつ陳列することが許されており、タイもこれを見習うべきだとコメントを発表した。
これらを見ているといかに日本という国が喫煙国家なのかが分かる。
日本でも新しいパッケージにはおおきく注意が呼びかけられているが、あくまで文字だけである。
余談だがフィリップモーリスは禁煙カフェを打ち出したスターバックスの大口株主だそうだ。
なんか矛盾していた楽しいと思っっていたら、今やフィリップモーリスはナビスコを買収し、世界有数の食品会社への転換に成功したらしい。

さて、私の友人はそんなタイの恐ろしいパッケージにもめげずタバコを吸いたがる。彼の辞書に禁煙という文字はあるのだろうが、彼の読めない言葉で書かれているらしい。
そこで、彼のためにスクムビットのソイ31に近いカフェへ向かった。入り口にオープンスペースがありタバコが吸えるからだ。
が、行ってみると席は喫煙族で満席だった。
仕方ないので、もう一度陸橋をあがり、反対側にあるクイーンズパークへ。
公園の中なら吸っても怒られないかと思い(そこまでして吸いたいか!)、公園のベンチに座りタバコを加えると、若い警察官が私たちに声をかける。
「すみません。サー、ここではタバコが吸えません。こちらへ」
といって、出口の横の植え込みまで連れて行く。
と、彼がおもむろにポケットから携帯灰皿を出し、植え込みの上に置いた。
「どうぞ」
彼が言う。
妙にサービスがいい。友人が狐につままれた様な顔で眺めていた。が、どうやらここで吸ってもいいらしい。
友人がタバコをくわえ、火をつける。煙を大きく吸い込んで吐き出しながらうめきのような声を上げる。
「あ~ぁ」
なんとか落ち着いたようである。
それも見ていた警察官が内胸のポケットからタバコを取り出し、一本くわえ火をつける。
友人と同じ様に煙をお大きく吸い込んで吐き出しながら声を上げると僕たちに微笑みかけた。
なんのことはない、彼もタバコが吸いたかっただけだった。


仮面ライダーとウルトラマン

仮面ライダーとウルトラマン。

どちらも子供の頃熱中したスーパーヒーローである。

二つとも新作が作られいまだにTVで見ることが出来るのだが、さすがに最近は見ることがほとんどない。

仮面ライダーは新しいコンセプトというか、もともとの原作をモチーフに映画仮面ライダー THE FIRST」が今年11月に公開される。

仮面ライダー世代としてはぜひ、我々エー年取ったオヤジ達が見てもよかったと思う作品に仕上げてほしいと思う。

昨年はやはり大人も見られるウルトラマンとしてTVシリーズとはまったく別のULTRAMAN」も公開され、主役が別所哲也に遠山京子、大澄賢也という中堅どころで固めた大人がオモチャ映画を真剣に作ったという作品でそれなりに楽しめた。こちらは既に次回作撮影中とのこと。


何故今ごろこんな話かというと、タイでも仮面ライダーとウルトラマンは人気なのである。

オモチャ売り場なんかにもBANDAIのキャラクターグッズが並び、キャラクターショウなどもやっている。

恥ずかしながら実は私も高校生の頃着ぐるみに入り、仮面ライダーやウルトラマンを演じていた。


ところが、タイにおいて日本にはいない新しいウルトラマンがいる。名前をウルトラマンミレニアム。

このウルトラマンはタイで生まれたウルトラマンである。

そして、日本には紹介されていない。

何故か?


タイにおいて仮面ライダーとウルトラマンはサイアムチャイヨーというタイの会社が権利をもっている。

仮面ライダーにおいては東映、石森プロ、バンダイ等関連会社とちゃんと契約を結んでおり、日タイ円滑に事業が行われているらしい。


が、ウルトラマンはややこしいのである。


何がややこしいかというと、このサイアムチャイヨーと円谷プロとがタイと日本で裁判をおこない、なんと円谷プロは敗訴。その結果、ウルトラマンから ウルトラマンタロウの5作品において日本以外における全世界配給権と複製権(キャラクター商品などの権利ですね)をこのサイアムチャイヨーが持っているの である。

ただし、著作権は円谷プロにある。

まぁ、要は円谷プロは「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンエース」「ウルトラマンタロウ」の5つの作品については、海外での放送配給権もキャラクター商品の商標権も持っていないとうわけのわからない状態になっている。

サイアムチャイヨーの代表は昔、映画技術を学ぶため日本の東宝スタジオへ二年間いたそうで、その時、故円谷英二氏と知り合い、家族ぐるみの付き合いしたらしい。

その後、資金繰りに困っていた当時の円谷に資金を援助し映画を製作したが、その映画の配当金の変わりに円谷プロが期限なしの権利を譲渡したらしい。

このあたりの詳しいことはネットで検索すれば日本での判決も記載されているのでそちらをどうぞ。

その結果、日本とタイでは違うウルトラマンが生まれたということのようだ。


怪獣映画の斜陽期、円谷の苦しい懐を助けたのはサイアムチャイヨー社であるのは確かなようだが、仲良くやっていたはずの二社がいつのまにか権利をめぐり対立している。

もちろんビジネスの権利という意味ではお互いにの主張もわかる。

しかし、権利の取り合いをすることで、ウルトラマンというキャラクターはどうなっていくのだろう。

いずれにせよ、平和を守るヒーローが醜い権力争いをしたというのは。子供の夢を壊す争いだったことは間違いない。

2005/09/04

ベビースター



ベビースターラーメンである。知らない人はいないのではないだろうか。
私の子供の頃からあって、駄菓子屋などでよく買った。
チキンラーメンの様にお湯をかけて食べた事もある。そんな事をしても美味しくなる訳ではないのだが、何故かそんな食べ方をして、育ての親である大叔母にしかめっ面をされたものである。
が、彼女は躾には厳しい人だったが親と暮らしていない私が可哀想と思っていたのか、可愛かったのか駄菓子を買うのに小遣いを拒む事はなかった。
一度、丼一杯にベビースターラーメンを入れ、卵を割りお湯を入れて食べた。
正直美味しくはなかった。

ベビースターラーメンはスナックなのでそのまま食べる様に味付けしてある。だからチキンラーメンよりかなり薄味でお湯を入れるとあまり美味しいとは言えない。
しかし、パッケージにはお湯を入れて食べる方法も書いてあった様な気がするが、これは私の勘違いか?

以前からタイに行く時にベビースターラーメンをよく買っていく。在タイの友人が喜んでくれるからだ。後は「おむすびせんべい」とか「ぼんち揚げ」(関東では歌舞伎だろうか)などが喜ばれる。確かにタイでは手に入れにくい商品ではある。

で、このベビースターラーメン今年の7月からタイでもセブンイレブンで販売されている。
パッケージには日本語でベビースターラーメンと書いてあり。その下にタイ語で「ベビースタースナック」と書いてある。製造は日本で行われたおり輸入品のようだ。
種類はチキン味と黒こしょう味の2種類で好評であれば現地版としてトムヤム味も作られるとのこと。
私もこの間の訪タイの時セブンイレブンで見かけた。確か小さい方の袋で価格は20バーツなのでやはり日本より高いようだ。(もし大きい方なら日本よりちょっと安い)

タイから帰って来てそんな事は忘れていたのだが、先日いつものマッサージやのオネーサマの一人が電話をかけてきた。
彼女がしきりに電話で今度来る時に「ベビーッター」を買って来いという。
なんじゃそりゃと思ってよく聞いてみればなんのことはない「ベビースター」のことだった。
何か彼女の息子が大のお気に入りなのだが、近所のセブンイレブンでは売っていないのと、お客から日本の方が安いと聞いたらしい。
それなら客に頼め!と思ったが、まぁいつもお世話になっているので、今度買って行くと返事をした。
で、今日である。
この間うなぎを持っていった友人の奥方からメールがあった。
内容は今来る時にベビースターを買ってこいというものだった。
彼女も食べたくなって近所のセブンイレブンに行くのだがない時が多いそうだ。(そんなに何回も買ってるのか!)
まぁ、安いものでだし買っていくのは良いのだが、なんか鞄の中がベビースターだらけになりそうだ。

2005/09/03

オカマちゃん

今日、取引先の若い人たちと一緒にソウルのオカマバーへ行って来た。
大阪のオカマバーと同じ様な感じでオカマちゃんは何処へ行ってもサービス旺盛で楽しいものだ。
ソウルにもこんな店があるのだなと素人丸出しで喜んでしまったが、会社の同僚と取引先も一緒だったので一応良く知らないふりをしておいた。(^^;

さて、タイにもオカマちゃんがいる。というよりタイはオカマにとってメッカらしい。
オカマちゃんの本場がパタヤらしく、パタヤには映画「サトリーレック(日本題:アタックナンバーハーフ)」にもオカマちゃんが出て来て彼女はパタヤで働いている。彼女が働いているのはパタヤの「アルカザール」という店のはずである。
バンコクにも何件かオカマショーをするキャバレーがある。「カリプソ(アジアホテル内)」、「マンボクラブ(スクムビット22と24の間)」なんかが有名である。
食事をしながらオカマちゃんのショウを見るのだが、まぁ綺麗なオカマちゃんから目が点の方もおられる。(^^)
彼女(彼?)達のサービス旺盛な楽しいショウはとても面白い。
観光スポットとしては楽しい所だと思う。まぁ、人それぞれなのでおすすめはしないけど。
もし行くなら直接いかず、旅行会社などに頼みと割引で予約を入れてくれるはずだ。
その他にもオカマちゃんが見たければパッポンのゴーゴーにオカマちゃんが有名な店がある。
その当たりの情報はネットで探せばいくらでも出てくるのでここでは割愛する。

タイという国はおおらかなのかどうなのか、オカマちゃんでも普通に暮らしているケースが多い。
まぁ、決して平等に扱われているとは言わないが、私の知っている会社もオカマちゃんが働いている。
その他にも至る所でオカマちゃんは、夜のお仕事だけではなく、昼の一般的な仕事にも付いている。
一流ホテルではないがホテルのカフェなどにも結構オカマちゃんがいる。
またゲイも多い。
特にゲイは一流の企業などにも多いようだ。某一流ホテルのカフェにもゲイのマネージャーがいて、顔見知りなのでよく無理を聞いてくれる。

さて、なぜタイではオカマちゃんやゲイが普通の企業で働けるのか?
本当のところはわからないが、人の話によると非常にまじめに働くのだそうだ。
彼らは自分たちが白い目で見られている事を知っている。だから人一番働いて白い目で評価されない様にしているという事らしい。

でも何故かオカマちゃんよりゲイの方が仕事の質も給料も高い。
これはゲイの方が学歴が高い事が多いかららしい。そう言われれば学者や文化人などにゲイが多い。
本当かどうかはよくわからないがそういう図式は成り立つ気もする。

さて、単にオカマちゃんと言っているが、この中には職業オカマというのが存在する。
本当は女装願望もなく普通の男性なのだが、仕事のためにオカマをしているという人たち。
特に夜の仕事に多く、タニヤあたりにもたくさんいる。
まぁ、客を楽しませるための演技だと思えば良い。

ゲイとオカマちゃんは違う。ゲイの人は同性愛者だということをのぞけば普通の男性である。
反対に本当のオカマちゃん達は女になりたいのだ。
体は男でも心は女。何かの間違いで男に生まれて来たのだろうか?
こういった状況をたぶん「性同一性障害」というのだろう。
しかしほとんどのオカマちゃんは「性同一性障害」と言われる事を拒むようだ。

時々一生懸命に働く彼らを見て、
「部下もこれくらい働いてくれたらなぁ。」
と呟いてしまう私であった。

2005/09/02

ソウルのホテル

今ホテルに帰ってきました。
半年ぶりのソウルは結構寒いです。今20度ないかもしれない。
雨も降っているので、よけいに冷えた感じがします。
夕方まで30度の国いてこの温度差は答えます。
偏頭痛は一応収まりましたが、今朝も37度ちょっと熱がありました。
今は下がってるのかな?
しかし、スンドーフはうまかった。
汗一杯かきました。

明日は朝からビジネスミーティングなので今日はもう寝ます。
ホテルの部屋の温度25度くらいにして汗一杯かいてね。(^^)

みなさん。おやすみなさい。

関空の隣り

今、関空のANAのラウンジにいる。これから韓国へお仕事です。


で、ちょっと早め(いやだいぶ早め)に会社を出て関空のお隣りの駅「りんくうタウン」にあるアウトレットショップに行ってきた。

目的は今夜の寝巻き代わりのGAPのTシャツと、明日の夜からフリーになるので、日曜日はひさしぶりにソウルの町をうろつこうと思い、ちょっとカジュアルな服を仕入れに行ったのである。

悪い癖で、仕事道具以外下着も持っていない。まぁ、二泊ですからなんとかなるさ。


GAPで600円のTシャツ2枚と、1900円のジーンズ、それに900円のシャツを手に入れ、レジを済ませた後、もうちっと店内のクリアランスコーナーを覗いていると、若い女性二人がレディースの服を見ていた。

ふと会話をした彼女達がタイ語を話したので、思わず反射的に彼女達を見つめてしまった。


二人とも日本人でも通じるくらい色が白く、着ているものも別段おかしいところもない。

一人はグッチのホーボーバッグ、もう一人はたぶんコーチのトートバッグを持っている。

お金持ちである。良く見ると、一人はベルサーチのタンクトップに、ディーゼルのジーンズ。ブランド尽くめじゃないか!

なんで、こんなところにタイ人がいるのだ学生か?と考えたが判らない。

その後、アウトレット内にあるスターバックスでコーヒーを飲んでいたのだが、そこにも別のタイ人の若い女性の4人組みが。みんな色が白くそこそこの格好をしている。

タイ語も私が聞き取って意味がわかるということはセントラルタイ語である。

うーん、どうなっているのだ。わけのわからないままスタバを出て、駅へ向かう。

アウトレットから駅までは約10分。その間にも何人も若いタイ人の女性を見た。(どれもお金持ちの)

何となく前を歩いている二人組みの話を盗み聞きしていると、どうも駅前のホテル(ワシントンか全日空)に泊まっているようだ。

これはいったいなんなのだろう。

今流行りと言われている日本ツアーなのか?それとも企業かなにかの研修旅行か?(にしてお嬢様過ぎる?)疑問が渦巻く。

誰かわかる方教えてください。

セブン

タイにいてお世話になる店No.1がコンビニである。

飲み物を買ったり、お菓子を買ったり、携帯のリフィールカードを買ったり、時には暑さをしのぐ為にちょっと涼みに行ったり?と非常に便利である。

バンコク市内にはたくさんのコンビニがあるのだが代表的なのはセブンイレブンだろう。ファミリーマートもがんばっているが、やはり先駆者としてセブンイレブンの方が優位なようである。


セブンイレブンといえばアメリカで生まれたコンビ二の元祖であり、日本でもイトーヨーカドーがいち早く関東エリアを中心に展開してきた。今まで関西にはほとんどなかったがここ数年関西エリアにも着実に増えている。

アメリカのセブンイレブンもたしかイトーヨーカドーの資本が60%以上入っている。タイのセブンイレブンもイトーヨーカドーの資本が入っているだろう。

アメリカで生まれたコンビにはいつ間にかジャパニーズビジネスのスタイルへと変貌を遂げた。


だが、私は日本のセブンイレブンが嫌いである。

なぜかというと店に入ったとたんに、オデンの匂いがするから。それがどうも化学調味料の熱した匂いがするようで気分が悪くなる。あれは年中するような気がするのだが、年中オデンがあるのだろうか?

出来れば入りたくないコンビニ一位である。

セブンイレブンとすればあの匂いが売りなのかもしれないが、私にとってはそれが行きたくない理由になっている。


で、タイのセブンイレブンはというとオデンの匂いはしない(当たりまえか)ので安心して入れるわけである。

タイのコンビニはほとんどの店で酒もタバコも買うことが出来る。頭痛薬なども販売している。

セブンイレブンだと何故か「ダンキンドーナツ」を置いていたりする店もあり小さい店舗の中に商品がひしめきあっている。

まぁ、わけのなからない商品も多いのだが。


タイ人はセブンイレブンのことを「セブン」という。

というか、コンビニの総称として「セブン」」と呼んでいることが多いようだ。

だからファミリーマートも「セブン」で通じてしまう。


例えば、タクシーに乗って「ジョッ ティー セブン ノイ」(セブンイレブンで止まって)と言うとする。

で、セブンイレブンの手前にファミリーマートがあると大体のドライバーがファミリーマートで止まろうとする。

「そこはセブンじゃないファミリーマート」

と言うのだが、どうもピンときていないようである。

まぁ、それだけセブンイレブンが浸透している証拠なのだろうが。