2005/11/01

カオマンガイが食いたい!!!

昨日、無性にカオマンガイが食べたくなり、作ってみた。

レシピはこちらからを参考に。

http://www.thai-square.com/recipe/oldrcp/vol12/recipe12.htm

さほど難しい料理ではない。

でもこのやり方だとうまく出来ない部分もある。


材料の問題。「バイトーイ」も「タオチオ」も「プリッキーヌ」もないし、鳥肉は内臓も使った方が美味しい。

というわけで、まずは買い物。

会社の帰りに梅田のデパートでよさそうな鶏肉の胸肉と、砂ずり、レバーを買う。

好みによって手羽やモモ肉を使っても良いと思う。砂ずりやレバーものみだがちょっとあるとタイっぽくなると思う。


私の場合タイ米(香り米)は家にある。

実は彼女の田舎の田んぼの一部を私が借りて米を作っている。

といっても自分が作っているわけではなく、人に頼んで作ってもらっている。

今年の夏前に収穫した米を日本にもこそっと持ってきたのでその米を使えばOKである。

タイ米がない方はここが問題、タイ食材店やそういったものを扱っているスーパーやデパートが近くにあればよいが、なければどうするか。

ちょっと雰囲気は違うが日本米でも可能である。


さて、その他の材料、

「パクチー」。

最近はデパートなどに行けば売っている。中国のチャンツァイというのも同じ物。泣ければバジルの生でも代用しても面白い。今回は梅田のデパートでパクチーを発見。

「バイトーイ」。

ようは香ばしい香りをつけるためのハーブの一種なのだがなくても問題はない。これは見つからなかったのでなし。

「プリッキーヌ」は唐辛子。

青い小さな唐辛子があるとタイ風で美味しいが、なければしし唐や鷹の爪などで和風に仕上げるのも手。今回はずいぶん前にトムヤムクンを作った時に買ったタイの赤唐辛子を冷凍していたのでそれを使用。

「タチオチ」は大豆を使った調味料。これも八丁味噌で代用出来る。ということで今回は八丁味噌を使った。

で、どうやって作るか。

まず米はさっと洗い汚れを取っておく。

日本米の場合は、特に洗う時間を短くして米に水を含ませない様に。

必ずザルにあげよく水気を切っておく。

ニンニク5片から6片程度。3個から4個はみじん切り。2個はソース用にすりおろす。

大きめの鍋に水をしっかりたっぷり張る。2人前なら3L程度だと思う。

鍋にショウガのスライスを3片ほど入れ(これは鶏肉の臭みとり。)塩を入れる。

塩の量は塩辛くならないように味を見ながら薄味にするのがコツ。

そのまま火にかけて沸かしておく。胸肉用と内蔵用の鍋は別にする。

鶏肉は、筋を取り、丁寧に掃除を。砂ずりは包丁入れ中の血合いを取っておく。

お湯が沸騰したら強火にしてそれぞれに鍋に、胸肉とレバー、砂ずりを入れる。吹きこぼれるようなら火の調節を。

そのまま20分程度煮て、十分に火を通す。ただし長くても20分くらいが限度。それ以上すると肉が硬くなるので皿に取り出しておいておく。

内臓を煮た鍋の水はもう使わないので捨ててもOK。

熱したフライパンに、油を引く。本当は鳥皮を大量にいためて出た油を使うとよいのだが、面倒ならサラダ油でOK。

火を弱火にしてニンニクのみじん切りを入れ、香りが出るまでお箸やヘラで混ぜながらいためる。

香りが出たら底に洗って置いておいた米を入れ油をなじませるようにしていためる。

米全体に油がと熱が回ったらOK。少し透きとった感じなる。

バイトーイがあれば米を炊くときに入れればよいが、なければニンニクを良くいためて香りをだせば良い。

炊飯器に米を入れ、そこにご飯を炊く要領で鳥を煮た後の汁を入れるのだが、普段米を炊くときより1割程度少なめに。米二合なら炊飯器内釜の内側にある二合の印にスープが届かないぎりぎりの線で入れればよい。

後は普通に米を炊けばOK。


残った煮汁には、瓜または大根、冬瓜などを一口大に切って入れる。

ナンプラーを少々と塩で味付けして最後にコショウで味を引き締めればスープの出来上がり。


次にカティアムチュウ(ソース)の作り方。

ミキサーがあれば材料をミキシングすればよいが、ない場合は、

まずショウガをすり下ろしたニンニクと同量程度すりおろす。

唐辛子は細かく輪切りにしておく。

まず小さめのボールまたはなどににんにくとショウガ、唐辛子を入れる。

そこに、八丁味噌テースプーンで軽く2杯程度入れる。

シーユダムがあればよいがなければオイスターソースティースプーン2杯、ナンプラーをティースプーン1杯入れるとなんとなくそんな味になる。

後は砂糖をティースプーン2杯と塩少々、酢をティースプーン6杯程度入れる。

調味料の量は少なめに入れていき後は好み足していくのがベスト。

全てのものを良く混ぜたらソースは完成。


スープから取り出した肉は食べやすい大きさにスライスしておく。

冷めてしまって嫌だったら、キッチンペーパーに乗せて、ご飯が炊ければ炊飯器の中にキッチンペーパーごといれて一緒に10分か15分ほど蒸らすと良い。


さぁ、これで完成。

後は皿にご飯をよそい、その上にスライスした鳥肉を載せる。キュウリのスライスやトマトを載せてたらバランスも良く美味しい。

パクチーは好みで刻んだものを載せてもそのままでも良いし、嫌いな人は乗せなくてもよい。

ソースを鳥にく中心に掛けるか、小皿に入れてちょっとずつつけて食べるかはお好み。


なんとなく1時間もあれば作れてしまう。


ということで昨日はカオマンガイを作って食べたというお話し。

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