2005/10/29

テロ

日本人はテロといってもあんまりピンとこないと思う。
昔某宗教団体による悲惨なテロはあったが、日本はテロ行為が非常に少ないありがたい事である。
で、かのタイでは南部でのテロやそれに関連した事件が後を絶たない。
問題はイスラム教徒とそれを敵視する人間が存在すること。
タイに南部はマレーシーアに近くイスラム教徒が多く住んでいる。ご存知無い方のために説明すると、マレーシーアはイスラム教徒が国民の大半を占める国である。
何が理由なのかわからないが、イスラムの人間と他の人間がいがみ合う。
その結果、イスラム武装集団によるテロ行為がタイ南部を中心に広がっており、タイ政府も大きな問題として対処に追われている。
かといってイスラム教徒だけが悪いとは言えない。タイ人によるイスラム教徒暴行なども多くあり、お互いがいがみ合っているというのが現状だろう。
「目には目を」というイスラム教徒と頭に血が上ると何やるかわからなタイ人がもたらした泥沼ということだろうか。
今のところ南部のヤラ、ナラティワート、パッターニの3県が中心になっているが、プーケットなどに行く人は新聞やネットのニュースなどを頻繁にチェックし出来る限り情報を取り、少しでも危険だと思ったら近寄らない様にに注意してほしい。
彼らのテロは、某宗教団体のテロ行為とはレベルが違う。本気になれば何十人でも平気で殺してしまうのだ。

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