2005/10/23

カジノ

タイでは賭博は禁止である。
誰かに誘われても軽い気持ちで賭博はしないこと。
サッカーの試合を掛け合うタイ人に混じって同じ様に賭けをしていても外国人というだけで密告されるケースもある。

ところが、今プーケットにカジノの計画がある。
タイ国政府観光庁(TAT)などが外国人高齢者のロングステイ振興のために設立したタイ長期滞在マネジメント社(TLM)が、プーケットにカジノやホテル、高層ビルなどを含む 大規模開発事業「プーケットベイ・インターナショナル・シティー」を計画している。
津波の影響もありプーケットへの観光客が減っている。
そこでカジノを作って客を呼ぼうというものだ。
客は基本的に外国人ということになるのだろう。どういう方法になるのかわからないがたぶんパスポートの提示などの方法によって識別することになるのでは。

しかし、どうせ外国人だけなど無理である。金持ちのタイ人は流れて来るだろうし、賭けの好きなタイ人がカジノを見逃す訳が無い。
事実、タイ政府はカンボジアのカジノに出かけるタイ人が後をたたず国境の解放時間が短くなったり、パスポートコントロールを厳しくしたりと取り締まりを厳しくしている。

なのに、外国人向けのカジノだ。まぁ、なんともエー加減な話である。
たぶん認可の方向で動くだろう。

かのラスベガスでは帰りの金がなく大使館に連絡のある日本人が後を絶たないらしい。
もしカジノが出来ても、皆さんハマったりしないように。

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