タイはもうじきロイカトーン祭りである。ロイカトーンとはタイの灯篭流し。ロイは浮かべる。カトンは灯篭の意味らしい。
その歴史は古く、いくつもの起源説がる。
1.スコータイ時代、プラルーアン王のお后のナングノッパマトが12月の満月のお祝いの日に王様の船から見えるようにバナナの葉で蓮の花をかたどった美しい灯篭を川に浮かべ、王様を大変喜ばせたのが始まりという説。
2.インドから伝わったという説でナマダ川岸にある仏様の仏足跡を奉る儀礼。
3.われわれに水の恵みを与えてくれる水の神様への感謝と川を汚したことへの謝罪を表す為。
の3つが有力な説なのだそうだ。
現在のロイカトーンは11月の満月の日。
バンコクでもこの時期になると、ロイカトーンの歌が街に溢れ出す。
ロイカトーンの日に花を飾った灯篭などを持って人々が集まり、祈りを込めて川に流す。
蝋燭の火のついた灯篭が流れていく姿は意外に感動的である。
バンコクで一番人が多いのはオリエンタルホテルの横だろうか。
タイ国内いろんなところで行われており、お祭り気分も盛り上がり屋台などが立ち並び、ショウや美人コンテストなども行われているところもある。
今年は11月16日とのこと。
機会があればみなさんもぜひどうぞ。
残念ながら私は仕事の関係で11日に入って15日に日本に帰って来るので今年は参加しない予定。
まだ言っていないのだけど、前日に日本に帰るなどと言ったら、きっと彼女にこっぴどく怒られるのだろうなぁ。今から不安です。
ただこのロイカトーンの翌日のチャオプラヤー川。これも見ものである。
あれだけ綺麗だった灯篭流しが・・・。
まぁ、簡単に言えばゴミを川に流しているわけですから。
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