2005/09/13

タイの水

タイの水道水は飲めない。
いや実際には浄水施設もちゃんとあって、水道局は常に新鮮?で生活な水を送り出しているらしい。
しかし、飲めないのである。
その理由は、水道局から家庭の蛇口までの間の問題である。
まず、水道管が安全ではない。何時付けられたのかも判らないし、整備もほとんどされたいないらしい。といいながこれも水道局が管理している部分はちゃんと整備されている。
じゃぁ、何処が駄目なんだよ!!とお怒りの皆さん。
問題は水道局を離れた部分から始まるまる。
アパートなどでは敷地まで水道局が水道管を引いて来る。そこから後は敷地の所有者の問題である。
特に高層の建物などは、フォールダウンタイプの水道が多く、まず屋上のタンクまで水を上げる。
ここで、問題発生。このタンク日本なら1年に2回程度チェック、洗浄することが義務づけられとり、飲料水として認可されないと水道がストップしてします。
ところが、タイでは何時チェックしたのかも判らない。反対にいうとチェックしていない。
衛生的に問題として、決して清潔な水とは言いがたい。
が、毎日使う生活水なので飲む以外なら手を洗ったり体を洗ったりするのにはまず問題はない。

そのため、タイではミネラルウォーターが中心である。
何処の家に行ってもミネラルウォーターが冷蔵庫に置いてある。まぁ生活レベルによって冷蔵庫がなく、その代わりに徒歩圏内に雑貨やというか水や氷、お菓子などを売っている店がある。
冷蔵庫代わりだから、10メートルおきに店があっても商売が成り立つ。
そして店が至る所にあるので冷蔵庫を買わないという生活レベルのタイ人もいる。

水は買ってもさほど高いものではない。
のだが、ここでも我々過保護に育った日本人の胃腸に合わない水がある。
まぁ個人差はあるので、大丈夫な人も多いのだが、水を買う時も気をつける事は、まず一番安い水は買わないこと。ペットボトルではなく半透明のボトルに入った1Lで6Bか8Bくらいの奴である。
タイ人はよくこれを買うが、どうもミネラルウォーターとは言いがたいようで、水道水を浄水器にかけている感じだ。実際はどうか知らないが、これを飲んで調子が悪くなる日本人が多い。
わずかな金をケチって体調を崩してもしかたないので、ちゃんとしたミネラルウォーターを買いましょう。
よくあるのはシンハこれはシンハビールを作っている水と同じもの。レストランなどでガラスの瓶で出て来るとほとんどシンハである。面白いにはローカルエリアにいくとシンハではなくチャーンになる。要はのレストランに入れているビールの銘柄で水が決まるということである。
日本人はタイのビールというとシンハビール(タイではビヤシンといい、最後のハは言わない)を思うようだが、タイで一番売れているビールはチャーンビール(ビヤチャーン)である。
チャーンはもともと労働者のビールである。数年前まではバンコクの観光客が行く様なレストランでは置いていなかったし、ないのかと聞くと「そんな下品なもののむのか?」といった感じで鼻で笑われたものである。
その他にもいろいろと水が売っている。中には軟水、硬水がが入り交じっているので自分にあったものを選ぶことをお進めする。
タイの水は硬水が多いらしい。
硬水は飲み慣れないとまず、調子が悪くなる。そうなると遊びどころではない。タイに行って覚えているのはトイレだけというのはちょっと悲しい。
お腹の弱い人は、正露丸と下痢止めを両方持っていった方が良い。二日目の夜か三日目の朝からというのがよくあるパターン。正露丸はあの苦い奴を。要は消毒剤である。それで駄目なら下痢止めの出番だ。これも1日2回タイプがおすすめだ。

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