2005/09/03

オカマちゃん

今日、取引先の若い人たちと一緒にソウルのオカマバーへ行って来た。
大阪のオカマバーと同じ様な感じでオカマちゃんは何処へ行ってもサービス旺盛で楽しいものだ。
ソウルにもこんな店があるのだなと素人丸出しで喜んでしまったが、会社の同僚と取引先も一緒だったので一応良く知らないふりをしておいた。(^^;

さて、タイにもオカマちゃんがいる。というよりタイはオカマにとってメッカらしい。
オカマちゃんの本場がパタヤらしく、パタヤには映画「サトリーレック(日本題:アタックナンバーハーフ)」にもオカマちゃんが出て来て彼女はパタヤで働いている。彼女が働いているのはパタヤの「アルカザール」という店のはずである。
バンコクにも何件かオカマショーをするキャバレーがある。「カリプソ(アジアホテル内)」、「マンボクラブ(スクムビット22と24の間)」なんかが有名である。
食事をしながらオカマちゃんのショウを見るのだが、まぁ綺麗なオカマちゃんから目が点の方もおられる。(^^)
彼女(彼?)達のサービス旺盛な楽しいショウはとても面白い。
観光スポットとしては楽しい所だと思う。まぁ、人それぞれなのでおすすめはしないけど。
もし行くなら直接いかず、旅行会社などに頼みと割引で予約を入れてくれるはずだ。
その他にもオカマちゃんが見たければパッポンのゴーゴーにオカマちゃんが有名な店がある。
その当たりの情報はネットで探せばいくらでも出てくるのでここでは割愛する。

タイという国はおおらかなのかどうなのか、オカマちゃんでも普通に暮らしているケースが多い。
まぁ、決して平等に扱われているとは言わないが、私の知っている会社もオカマちゃんが働いている。
その他にも至る所でオカマちゃんは、夜のお仕事だけではなく、昼の一般的な仕事にも付いている。
一流ホテルではないがホテルのカフェなどにも結構オカマちゃんがいる。
またゲイも多い。
特にゲイは一流の企業などにも多いようだ。某一流ホテルのカフェにもゲイのマネージャーがいて、顔見知りなのでよく無理を聞いてくれる。

さて、なぜタイではオカマちゃんやゲイが普通の企業で働けるのか?
本当のところはわからないが、人の話によると非常にまじめに働くのだそうだ。
彼らは自分たちが白い目で見られている事を知っている。だから人一番働いて白い目で評価されない様にしているという事らしい。

でも何故かオカマちゃんよりゲイの方が仕事の質も給料も高い。
これはゲイの方が学歴が高い事が多いかららしい。そう言われれば学者や文化人などにゲイが多い。
本当かどうかはよくわからないがそういう図式は成り立つ気もする。

さて、単にオカマちゃんと言っているが、この中には職業オカマというのが存在する。
本当は女装願望もなく普通の男性なのだが、仕事のためにオカマをしているという人たち。
特に夜の仕事に多く、タニヤあたりにもたくさんいる。
まぁ、客を楽しませるための演技だと思えば良い。

ゲイとオカマちゃんは違う。ゲイの人は同性愛者だということをのぞけば普通の男性である。
反対に本当のオカマちゃん達は女になりたいのだ。
体は男でも心は女。何かの間違いで男に生まれて来たのだろうか?
こういった状況をたぶん「性同一性障害」というのだろう。
しかしほとんどのオカマちゃんは「性同一性障害」と言われる事を拒むようだ。

時々一生懸命に働く彼らを見て、
「部下もこれくらい働いてくれたらなぁ。」
と呟いてしまう私であった。

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