2009/04/15

タイについて

さて、昨夜無事日本に帰って来ました。
といっても今回は香港だったので、まぁ、何があるったってわけじゃないのですが。

本当は香港からバンコク入りも考えたのですが、どうみてもまともじゃない状況だったで今回は避けました。
案の定、マスコミ報道の通り。

ASEANは中止、銃撃、暴徒化した赤服、一般市民の死者・・・、タイ好きな私としては目を覆いたくなるような気分です。

タクシン氏は何を狙って、暴動(デモとはいえないでしょう)をお越したのか?
少なくとも彼がやったことは、タイという国を傷つけただけです。
まぁ、傷ついた状況で、自分ならこんな暴動を許すような政府は作らないから帰り咲かせろとでもいいたかったのか、はたまた自分にはこれだけの行動を起こす力があると言いたかったのか。
まぁ、いずれにせよタイ逃亡生活を終えるには、優位な立場で帰国したかったのでしょう。

ただ、少なくとも一国の首相だった人間がやるべきではない行為、テロリズム以外のなにものでもないと思います。
革命家でも気取っていたのでしょうか?
金をばら撒いて、暴動を起こさせる。自分は安全な場所から指示をする。権力の誇示以外の行為を示さない。
そんなヤツは革命家になんかなれやしない。完全な犯罪者です。国際的テロリストに名を上げてもおかしくないと思います。

それにつられて(金につられて)、行動を起こしている赤服の幹部達。少なくもとタイでは知識人の領域に入る彼らの思慮のなさにも驚かされます。
自分達が犯罪を起こしているということに自覚がないのでしょうか?

情報や教育が行き届いてないかの国で、知識人たる人たちがこういった事態を起こさないようにしないでどうするのか?
その知識人と呼ばれる人たちが、一般人の無知、無教養を利用しておこした暴動なんてありえない。

それだけじゃない。
現政府の腰の重さも、判断の遅さも影響したと思います。
政府はこの国内の自体の収集はもちろん、ASEAN会議を中止に追い込まれるなどは問題外。

問題は山済みです。
観光客の減少、製造業の海外流出、格付けの見直しetc...。
経済的危機を迎えてもおかしくない状況です。

外国人のわたしが言えることは、とにかく平和になってほしい。
それだけです。

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