2006/04/06

救いようがない

 さて、以前に「助けてあげたい」というタイトルでJALとSONYのことを書いたのだが、ここへ来てJALは本当にどうしようもないことになって来ている。



JALの神戸空港所が4日、神戸発鹿児島行きJAL3355便が、交通事故渋滞に巻き込まれた機長が出勤時間に遅刻したため、折り返し便の鹿児島発神戸行き同3354便も含め2便が欠航したことを発表した。



本来なら控えのパイロットを1時間以内に呼び寄せることになっているはずなのだが、神戸周辺に控えのパイロットがいない。


機長らの自宅も同空港周辺に集中しており、神戸空港へは遠方通勤となり、タクシーを利用するという。


タクシー利用の理由として


「操縦士に心身ともに良好なコンディションを保ってもらうため」


「今後も同様のケースが予想され、渋滞などによる遅刻を100%防ぐことは難しい。影響を最小限に抑えるようにしたい」


とのこと。



確かに事故渋滞などは予測できない事態ではある。


が想定範囲に入れることは可能なはずだ。


タクシーによる通勤そのものが、あまりにも恵まれ過ぎている話なので文句を言う気にもなれないが、JALだけでこういう事故?が起こったのは何故か?



実はこのJAL3355便 鹿児島行き(AM8:00発)の後にANAのNH417便 鹿児島行き(AM8:35発)がある。


こちらは問題なくフライトしているのようだ。



なぜANAは間に合ったのか?


詳細はわからないがANAは問題なく飛びJALは欠航したということだ。



その二日前には伊丹空港で車輪の格納庫のトラブルで着陸のやり直しをしており、これについてJALは整備スタッフの教育不足、新機体の知識がなく整備が出来ないことによる事故と報告している。



整備スタッフの教育不足とは呆れてものも言えないというか、根本的に大きな問題があるのではないだsろうか?


運行停止命令が出てもおかしくないのでは?



二つの事件とも企業体質が問われる問題だと思うのは私だけでしょうか?


救いたくても救い様のない奴ってのはいるもんだ。

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