2006/04/05

終焉の時

昨日の夜のTV出演では、選挙結果を受けた辞職の可能性を否定し、


「俺が出馬してないなら、も棄権票がもっとあった」


と息巻いていたらしいタクシン首相。





本日、プミポン国王への拝謁のためホアヒン入りをした。


政府報道官は、月例の拝謁で特別なものではないと強調していたらしい。





その後のニュースが、「タイの地元新聞を読む」


「Ban-Bang-Bangkok!」


の大川さんのところで紹介されています。





プミポン国王陛下との拝謁を終えたタクシン首相が、8:30PMからの全TV局による特別放送(約15分)で、民主主義を守るために投票してくれた2,000万人の国民に謝意、タイ愛国党を支持してくれた1,600万人に謝罪の意を表した上で、首相の指名を辞退する事を表明したとのことです。





大川さん曰く、






涙は見せませんでしたが、昨日とは全く違う表情と言葉遣いでの会見でした。お話しされた内容は、プミポン国王陛下のお言葉の影響を受けていると思います。





とのこと。





「タイの地元新聞を読む」


さんによると、





放送終了後、タクシン首相がポヂャマーン夫人や子供達を抱きしめ咽び泣くシーンが見られたようです。





だそうです。





彼をそこまでしがみつかせたモノは何だったのでしょう?


いずれにせよ、タクシン政権は終焉を迎えようとしています。





今回のこの騒動。一番大きな問題はタクシン政権による情報操作だったと思います。


今まで隠していたこと、押さえつけていたことが噴き出した。


そんなところでしょうか?





私は今後、タイが国内外にきちんと情報を流し、平等で安全である国になることを望むだけです。

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