今朝からこんなニュースが流れている。
ソフトバンクがボーダフォン日本法人の買収した場合、交付された携帯事業者の免許の取り消しがされるかもしれないというもの。
理由は、ソフトバンクに交付した免許そのものが、新規携帯事業者を対象にしたもので、もしボーダフォンを買収したら「新規業者」ではないからというもの。
監督官庁の総務省から取り消しを示唆する声があるらしい。
ソフトバンクは昨年十一月に一・七ギガヘルツ帯の周波数帯域を使って携帯事業に参入することが認められた。
平成二十二年度までに全国に約一万六千の基地局を設置することなどを柱とする事業計画を総務省に提出し、準備が整った段階で無線局免許を正式申請する予定だった。
しかし、ボーダフォン買収が実現すれば新規事業者ではなくなり、「競争促進のため」(総務省幹部)に設けられた認可の条件に合わなくなるらしい。
この件について、同様に新規参入が認められたイー・アクセスは六日、ソフトバンクに与えられた周波数帯の正当性について総務省にただしたとのこと。
様は、不正競争になるではないかというイーアクセスの申し立てである。
ビジネスとして同じスタンスからスタートする予定だったのが、いきなり100万人越えのユーザーを有してのスタートは不公平だというもの。
まぁ、イーアクセスの言い分も当然と言えば当然だし、新規事業者を増やす目的(これそのものがちょっと問題?)からは外れているのは確か。
当事者であるソフトバンクは、同日、総務省に買収交渉について報告。割り当て予定の新規周波数は手放さず買収を進める意向を示したとのこと。
もし買収が成功して、割り当てを取り消されてもソフトバンクににはあまり痛みはない。
もともと、ソフトバンクは今回の割り当てに不服を申し立てていた。
様は、ドコモとボーダフォンに割り当てられた電波帯にはグローバルスタンダードのメリットはあるが、ソフトバンクが割り当てられた一・七ギガヘルツ帯はグローバルスタンダードから外れているからだ。
さぁ、どうなる。
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