2006/02/20

恩を仇で返さぬように

タクシン首相の恩師であり、政界入りを薦めたチャムロン氏が19日に会見をおこない、、タクシン首相に退任を求める姿勢を明確にした。
チャムロン氏は2月26日に予定されている反政府集会に参加する意向とのこと。

これを受けて最大野党・民主党や民主主義連合は、首相が現在の地位にこれ以上固執せず、進んで退任すべきだと見解をしめしたらしい。

一方、スラポン政府報道官は、「チャムロン氏は憲法上、集会に参加する権利がある」と認めた上で、過去にデモから暴動に至ったことにも触れ、集会が平和裏に行われるよう、参加者リーダーらに求めたとのこと。

チャムロン氏は最後までタクシン首相の援護に回ると言われていた人物らしい。
恩師さえも一連の事件について疑問を抱き、反タクシンを掲げ、大規模集会に参加するという。
2月末まで後10日足らず、ここへきて急激な動きが予想される。

タイへ旅行を予定している方は、ニュースや外務省の発表などを充分にチェックをしてほしい。
自分の安全は自分で守るのが世界の鉄則だ。

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