先日の反タクシンデモもニュースソースによって、4万人なのか5万人なのか6万人なのかよくわからないが、相当数の大規模デモだったことは確か。
デモは翌日の朝まで続いたらしい。
どんどん、風当たりの強くなりタクシン政権。
今月3日にウライワン文化相が、そしてデモのあった4日には与党タイ愛国党副党首(タクシンの政党)のソラアート情報通信技術相がそれぞれ辞任した。
噂によると、ソムサク労働相も辞任を検討しているとのこと。
ウライワン、ソラアート両氏は、愛国党の実力者サノ元内相の派閥に所属。サノ氏は最近、政治姿勢の違いから首相への反発姿勢を強めている人物。
いずれにせよ、党内での崩壊も始まっているようだ。
デリケートな問題だけに個人の意見が出来るだけ言うべきではないと思う。
タクシン首相の功績もあるし、一族のシンコーポレーションはタイの中では間違いなく中心的な企業である。
ただ、やはりやり方には問題もあったし、自分の利権を中心に置いていたといわれても仕方がないと思われる節もある。
もちろん我々はタイ国民ではなく外国人だし、内部干渉するべきではない。
ただ、私の様にタイに行く機会が多い人、タイで働く人たちにとっては安定した政治基盤は大切なことである。
もし、クーデターでも起これば旅行にさえいけなくなるのである。
まぁ、とりあえずは静観するしかないのだが。
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