さて、土曜日に手に入ったW-ZERO3。
なんて呼ぼう。Qtek900はQタロウだしなぁ。と馬鹿な事を考えていてとりあえず、「3ちゃん」にしようかと。
で、うちの3ちゃんである。
当たり前だが、初期的に起こったW-SIMのエラーも、本体側のバージョンアップが終わっている最新版である。
さて、この3ちゃん、何度も触ったこともあるし、インプレなんてもうみんな書いているし今更なのだが、(Treo650もそうだったなぁ)まぁとりあえず個人的な感想を。
三日間使ってみてまず思ったのは、サスペンドボタン(スリープボタン)がない!
Qタロウの場合は電源スイッチを押すとサスペンドになるのだが、3ちゃんは電源が切れてしまう。
サスペンドにする為にはシステムのバッテリー設定でスリープまでの時間を設定し、その時間まで待たなければならない。
これ、思っていたい以上に不便に感じる。
フリーのソフトで、シャッターボタンに設定してサスペンドボタンに出来るものがあるのだが、これを使うとカメラの起動やメールやブラウザの起動に不便を感じる事がある。
残念ながら私には合わなかった。
速度は以前のQタロウなら完全に負けていたが、ROMも新しくなり、フォントキャッシュの設定も増やした今、3ちゃんの方がちょっと早いかなぁと思う程度で、さほど感動はない。
キーボードのギミックは思い込んでいたよりはしっかりしている様だが、やっぱりちょっと不安。
本体のプラスティックボディもやはり質感がなく、ゲーム機の様に見える。どう見ても本体のみで6万以上で販売するにしてはちょっと寂しい。
それでも持った時のグリップ感は悪くないし、液晶も大きく明るく綺麗だ。
正面のボタン類はうーん、微妙。
使いにくいかと言えばそうでもないし、かと行って使いやすいとは言いがたい。
なによりもデザイン的にはゴチャゴチャしたボタン配列になっているのが残念。
押した感じもやっぱりプラスティックだ。最近の携帯のボタンは押した感じが良いものが多いことを思うといかにもプラスティクのボタン!という感じでこのあたりもゲーム機っぽい。
キーボードのキーもやはり同じ感じ。
それと配列というかバランスというか逆台形のキー配列は下側のキーが押しにくい。
キーのタッチは少し柔らかめだが結構良いと思う。
反対にQタロウはキーがちょっと固い所があって、キータッチは絶対に3ちゃんの勝ち。
ただし、Qタロウの方がキー配列の良い分、キー入力はしやすい気がする。
3ちゃんのキータッチでQタロウのキー配列ならよいなぁ。
キートップはQタロウの方が大きい分キーボードの使い勝手は良い気がする。
さて、3ちゃんもQタロウも電話なので電話としてはどうだろう。
本体で電話した場合、快適に電話出来るのは3ちゃんだ。
Qタロウはグリップ感が悪く、本体で電話するのは以外に不快。それに対して3ちゃんは、Treoほどではないにせよ、通話を考えたデザインに仕上がっているので以外に電話しやすい。
通話品質は、Qタロウの勝ちだと思う。この辺りは値段差あるのかもしれない。
3ちゃんにはBuletoothも赤外線(最低でもこれは付けてほしかった)も付いていないのでそれ以上の比較が出来ない。
QタロウはBuletoothがあり、ヘッドセットでの通話というのが基本であることを考えるとこの辺りのデザインコンセプトの違いも判る。
ただ、3ちゃんはちょっとアンテナが弱いのではないだろうか?
電車の中でデータ通信をしていると、お亡くなりになったSDカードタイプのX1(32K)とは違いX4(128K)なのに何故か繋がらない事が多い。
以前は移動にちょっと弱いといった印象だったのだが、3ちゃんは本当に移動に弱いといった感じがした。
これはちょっと致命的。
しかし、一所に落ち着いて通信すると非常に快適だ。
Qタロウと比べてどうかと言われると、なんとなく全体的にQタロウの方が安定している様な機がするのは気のせいか?
まぁ使いなれているというのもあるのだろうが。
ただ、この値段でこのクオリティはやはり安い気がする。
まぁ、これから各社がスマートフォンを出してくるだろうから、後継機も拭くめてどの位置に長悪かが今後の明暗をわけるのではないだろうか。
反対にQタロウや後継のエルメスは、SIMロックもかかっていないことを考えればやはりワンステージ上の商品という気がする。
ちょっとそこまでおでかけのお手軽3ちゃん、いつも使いのしっかりQタロウといったところだろうか。
まぁこれは私の使い方が多分にあるのだが。
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