で、最後にまとめ。
WndowsMobileのタッチスクリーンは特に珍しいわけではありません。
ただ、iPhoneが指操作というレガシーな技術をメインにしたことで、ここ2年ほど携帯の世界はタッチスクリーンが大流行り。
何故?各社共にiPhoneのテリトリーを狙うのでしょねぇ?違うやり方がある気はするのですが。
某社もタッチそのものの名前でUIを作ったWindowsMobile機を出しましたが、操作性はiPhoneに勝てず。
そういった意味ではT-01AはiPhoneに匹敵する操作性を持っています。(ただし、通常使用の場合ね。設定変更などはスタイラスが便利)
iPhoneは嫌だけど、指操作のタッチスクリーンのスマートフォンが欲しい方や、docomoじゃなきゃという人には良い選択かもしれませんね。
製品としては非常に良く出来たガジェットだと思いますし、魅力ある作り込みが出来ていると思います。
ただ、WindowsMobileというOSでその操作性を得る為には、スナップドラゴンと呼ばれる1GMHzの新型CPUを搭載したりと、スペックをかなり上げなければならないという事実。
TOSHIBAさんもスペックが凄いとおっしゃってましたが、それは誇る事ではないと思います。
反対に言えばiPhoneはスペックが非常に劣るのにあれだけ動いているし、周りを取り巻くインフラやサプライが充実している。
スマートフォンやケータイそのものがスペックが凄くても、ソフトがそれ以上に充実していなければ成り立たなくなっている。
日本のケータイがマーケットとして充実していたのはi-modeに代表されるソフト面が充実していたからに他ならないと思います。
まぁ、それもフルブラズザのグローバルスタンダード時代においては時代遅れになっていますが。
TOSHIBAさんもT-01Aの為にモバイルサイトを立ち上げる話が出ていましたが、正直「充実している」とは到底思えないプレゼンでした。
後は、TOSHIBAさんのお客さんはdocomoさんなんだなと、強く印象を感じた内覧会でした。
そう、何もかもdocomoさん次第。最終的に端末を買うユーザーは顧客ではないんですね。
まぁこれ、別にTOSHIBAさんに限った事ではないですけど。(^^A
まぁ、そういう意味で、私たちユーザーレベルに使って欲しいという熱意は伝わってくるプレゼンではなく、docomoさんに買ってもらえる端末を作りましたというプレゼンだった気がします。
TOSHIBAさん念願のFOMA再投入だしその気持ちはよ〜く理解出来るのですが・・・。(^^A
日本でスマートフォンが作れるのはTOSHIBAさんとシャープさんくらい。その上、グローバルというならTOSHOBAさんだけです。
だからこそ、是非もっとユーザーの顔を見て販売していって欲しいもんです。
で、docomoさんも、
「もっとユーザーのと会話した方が良いなぁ」
と思ったは私だけ?